八尾市長ごあいさつ
令和7年(2025年)4月に大阪・関西万博が開幕しました。本市は、自治体として唯一、大阪ヘルスケアパビリオンやフューチャーライフエクスペリエンスに出展し、ものづくりや健康寿命の取り組みを全世界に発信いたします。世界約160の国々が集うこの万博を絶好の機会ととらえ、市民・事業者の皆さんと共に、八尾の魅力を世界に発信し、関係人口の増加などにより、八尾の成長と発展につなげてまいります。
一方、今、長引く物価高騰や自然災害のリスクの高まりが私たちの暮らしに大きな影響と不安を与えています。とりわけ、南海トラフ地震については、今後30年以内の発生確率が「80%程度」に引き上げられるなど、防災対策は待ったなしです。引き続き、地域防災力の強化に取り組んでまいります。さらには、国土交通省等への要請活動を強化している「国道25号線バイパス」や都市計画道路「八尾富田林線」といった災害対策にも有用なインフラ整備の促進など、様々なアプローチから市民の皆さんの命を守る取り組みを進めてまいります。あわせて、喫緊の課題である物価高対策については、給付金事業に加えて、子育て世帯への支援として、小・中学校の給食費の無償化を継続実施するなど、引き続き、市民の皆様のニーズにしっかりと向き合い、市民に寄り添いながら具体的な施策を積極的に行ってまいります。
引き続き、市民最優先の姿勢を徹底し、様々な施策を展開してまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
八尾市長 大松 桂右(だいまつ けいすけ)