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地域に根ざした学習「高安学」の取り組み

[2023年12月11日]

ID:69082

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高安地域の伝統や文化に理解を深める「高安学」の取り組みをお知らせします。

1年生・クリスマスのリースづくり

令和5年12月7日(木)5・6時間目、「秋見つけ」で持ち帰った材料を使って、クリスマスのリースを作りました。

学校で栽培したサツマイモのつるを土台に、高安の里山から取ってきた、ドングリや松ボックリを使ってリースを作りました。スクールサポーターの先生に、グルーガンで土台に飾りを接着してもらいながら、どんどん飾りをつけました。

その他、学校のオリーブやビバやブラシの葉っぱ、ハナミズキの赤い実、4年生が育てた河内木綿のわたなども使ってリースを作りました。学生サポーターさんにも手伝ってもらいながら、いろんな飾りを楽しみながらつけました。

作ったリースを友だちと見せ合いながら、世界で1つだけの、すてきなリースができました。

5年生・しめ縄づくり

令和5年12月5日(火)5・6時間目、お米作りの時にいただいた わら を使って、しめ縄づくりを行いました。

スクールサポーターの先生に作り方を教えてもらってから、2人1組で協力してつくりました。

まずは、まっすぐなわらを10本程度とって、根元を輪ゴムでしばります。そのわらを2等分して、根元を足で押さえて、1束ずつ手をすべらせて縄にしていきます。さらに、それぞれの縄を締めて1本の縄ができあがります。最後に、縄全体を丸めてしばり形を整えて、しめ縄が完成します。

するすると縄をよってあっという間に作ってしまった子もいれば、思ったよりも力が必要で苦労して作っている子もいて、わいわい大騒ぎでした。それでも最後、みんながしめ縄を完成させることができました。お正月が楽しみになりました。

5年生・おにぎりパーティー

令和5年11月17日(金)1時間目、家庭科の調理実習で、先日収穫したお米で、おにぎりを作りました。

精米したお米を学校まで届けていただきましたので、お米を炊飯器で炊いて、お茶碗一杯分のお米をラップでつつみ、三角になるよう形を整えました。

「上手にできた!」「おいしそう!」「もっとつくりたい!」など、おしゃべりしながら、おにぎり作りを楽しんでいました。

田んぼに行って食べる予定でしたが雨が降ってしまったので、教室で、できたてのおにぎりを、みんなでおいしくいただきました。
子どもたちのお米作りをご支援いただきました皆様、ありがとうございました。子どもたちが書いたお礼のお手紙をお届けしました。

4年生・河内木綿の糸紡ぎ手織り体験

令和5年10月31日(火)午前中、4年生で、河内木綿手紡ぎ手織りの会の萩原さんやボランティアの方に来ていただき河内木綿体験講座を行いました。学校で栽培した河内木綿を、綿から糸を紡ぎ手織りして、コースターを作りました。

綿繰機で、綿と種に分けてから、綿打弓で、綿うちをして綿をふかふかにしました。そのあと、繊維がほぐれてふかふかの綿を筒状にまとめて「ジンギ」を作ります。

「ジンギ」を糸繰り機で紡いで、糸にしていきます。最初はすぐに切れてしまったり、太くなってしまったり、なかなか難しいのですが、だんだん上達して細く長い糸をじょうずに紡いでいました。

糸を手織りしてコースターを作ります。用意していただいた縦糸に、自分たちで紡いだ横糸を通していきます。縦糸を互い違いに上下させるためプラスチックの板を入れてから横糸を1本ずつ通していくのですが、やっぱりなかなか難しい。それでも子どもたちは、もくもくと作業に取り組み、横糸1本1本を丁寧に通していました。

八尾市長が来校され、子どもたちが一生懸命に手織りに取り組んでいる様子を参観いただきました。体験の感想などを子どもたちに聞かれる場面もあり、子どもたちは「難しい」「おもしろい」「楽しい」などと答えていました。

1年生と2年生・秋見つけ

令和5年10月30日(月)午前中、1・2年生合同で、玉祖(たまのおや)神社と心合寺山(しおんじやま)古墳に、生活科の「秋見つけ」に行きました。

かなりの上り坂を登って、玉祖神社までがんばって歩きました。神社では、図工に使う大きな松ぼっくりをたくさん拾いました。

そのあとに行った心合寺山古墳は、ずっと下り坂だったので、すたすた歩いてあっという間に着きました。どんぐりをたくさん拾いました。時間いっぱい秋見つけを楽しんで学校まで元気に帰ってくることができました。

5年生・脱穀体験

令和5年10月27日(金)午前中、5年生が、先日稲刈りをした田んぼで脱穀体験を行いました。

この日も快晴でした。2台の脱穀機を用意していただき、脱穀についての説明を受けた後、脱穀体験がスタートしました。

干してある稲を取って順番に脱穀機に運びました。農家さんが脱穀機を使って、一気に穂先から籾を落としていくと、どんどん籾が袋にたまりました。

田植え・稲刈り・脱穀の体験を通し、お米作りの過程をしっかり学ぶことができました。稲から籾を落とした稲わらもいただきましたので、今後、しめ縄作りを行う予定です。

5年生・稲刈り体験

令和5年10月17日(火)5年生が、6月に苗を植えた田んぼで稲刈り体験を行いました。

この日は快晴、青空が広がり稲刈り日和です。まずは、安全に楽しく稲刈り体験が行えるよう、鎌の使い方や稲の持ち方を教えてもらいました。

6月にみんなで植えた苗が大きく育ち黄金色の穂をつけました。教えてもらったとおりに鎌を使って、みんなで協力してどんどん稲刈りをしていきます。

刈った稲は束ねて干しました。わらを使ってじょうずに束ねていました。この田んぼでおよそ500kgのお米ができると聞いて、びっくりしていました。

体験が終わった後、地域の方と記念写真を撮りました。これから2週間ほど干した後、脱穀が行われます。白米になるまではまだ少し作業がありますが、稲刈り体験を通し、お米を作る大変さやお米の大切さを学ぶことができました。

4年生・認知症に関する出前授業

令和5年10月11日(水)3時間目、4年生で、校区にある高齢者総合ケアステーション寿光園の職員さんをお招きし、認知症に関する特別授業を行いました。

認知症とはどんな症状なのか、認知症の方とどのように関わったらよいのか、丁寧に教えていただきました。急に後ろから声をかけたり、何人かで一斉に声をかけたりするとびっくりされるので、1人で優しく声をかけることが大切だと知りました。

児童の感想より「私の周りの人が、もし認知症になったら、私にもできることがあると思います。」「一緒に笑うと認知症の方もうれしくなることがわかりました。これからキッズサポーターとしてがんばりたいと思います。」

6年生・能楽体験授業

令和5年10月10日(火)午前、旧高安中体育館で、6年生が能楽の体験と鑑賞を行いました。講師として、観世流シテ方の山中雅志さんをお招きし、「高安ルーツの能」についてもお話しいただきました。

「高安能」は、河内を舞台にした能で、高安地域ゆかりの作品の総称です。在原業平の高安通いが描かれる世阿弥の「井筒(いづつ)」という作品、この地域に住んだ長者と息子の物語である「弱法師(よろぼし)」といった作品、300年ぶりに復活した「高安」といった作品もあります。また校区にある玉祖(たまのおや)神社にルーツがあるワキ方や大鼓方の能楽流派もあります。

能面の種類やその役割のお話を聞いた後、代表の6名が実際に能面を付けて、摺り足で歩いてみる能面体験を行いました。ただ歩くだけなのですが、視界が狭くて大変でした。

次に、楽器についてのお話がありました。「能菅(のうかん)」「小鼓(こつづみ)」「大鼓(おおつづみ)」の3つでした。小鼓は(こつづみ)と言い(こづつみ)ではないので間違えないでくださいね、というお話もありました。お話の後、みんなで元気に小鼓を打つ真似をして盛り上がりました。

そして、能曲「井筒(いづつ)」のクライマックスシーンを鑑賞しました。演者さんの美しい衣装や舞、楽器の音や掛け声に圧倒されながら、日本の伝統文化である「能」を体感することができました。
この授業は、文化庁「文化芸術による子供育成推進事業・芸術家の派遣事業」として行われたものです。

5年生・かかしパワーで大きく育て!

令和5年9月19日(金)田んぼにかかしを立てました。

5年生の代表が、9月上旬、昼休みの時間を使い、少しずつ作業をして、田んぼに立てるかかしを3体作りました。放課後に田んぼに行って、かかしと記念撮影です。

田んぼの稲は、大きく順調に育っています。秋には、おいしいおにぎりが作れますように。

5年生・ニッポンバラタナゴに関する特別授業

令和5年5月24日(水)5年生で、ニッポンバラタナゴ高安研究会より大橋さんをお招きして、ニッポンバラタナゴに関する特別授業を行いました。

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講座では、子どもたちの質問に答える形を中心にして、お話していただきました。次から次へと質問や疑問、つぶやきがあり、とても意欲的に学ぶ姿がみられました。

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ニッポンバラタナゴとは、大阪府八尾市、香川県東讃岐地区、九州北部、奈良県の一部のみに生息するコイ科の小型淡水魚です。オスは繁殖期に綺麗なバラ色の婚姻色(こんいんしょく)に体が染まり、この色がバラの花のように美しい事が名前の由来です。また、メスは卵を生きた淡水二枚貝のエラの中に産みつける不思議な生態をしています。しかし、このニッポンバラタナゴは絶滅の危機に瀕しています。高安地区はそんなニッポンバラタナゴが生息する貴重な地域となっています

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学校での授業の後、ニッポンバラタナゴを中心に身近な生き物を展示する旧高安中学校を利用した「きんたい廃校博物館」を見学しました。子どもたちは目をかがやかせながら展示見学し、自分たちの身近なところに貴重な自然が残っていることを再認識していました。

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児童の感想より「私が、大橋先生の話を聞いて思ったことはニッポンバラタナゴを大切に守らないといけないということです。自分にできることは何なのかを考えると、ニッポンバラタナゴについて勉強することです。なぜなら、ニッポンバラタナゴは大阪府に八尾市しかいないので、絶滅させないためにも何を食べさせるとだめなのかとか環境のこと地域のことを勉強したら、ニッポンバラタナゴを絶滅させないようにできるのじゃないかと思ったからです。」

5年生・田植え体験

令和5年6月16日(金)5年生が地域の田んぼをお借りして田植え体験を行いました。

この日は快晴、青空が広がり田植え日和です。子どもたちは植え方を教えてもらい、一列に並んで少しずつ丁寧に植えていきます。

最初は、田んぼに入るのにためらっていた子どもたちも、勇気を出して一人ひとり田んぼの中に入り、最後は全員で作業を行うことができました。

全員で稲を植え終わりました。
「思ったより田んぼがやわらかくて、足がうまったりこけそうなったりしながら田植えをしました。稲をどこに植えるのか確認しながら体験できてよかったです。」「みんなで植えたので思ったより早く終わってびっくりしました。稲が早く育ってくれたらいいなと思います。」など感想がありました。

翌週「みんなが苗を植えた田んぼに、さっそくカモがやってきましたよ」と写真を送っていただきました。秋には稲刈りや脱穀も予定しています。稲が大きく育つのが楽しみです。

4年生・河内木綿の種植え

令和5年5月11日(火)5時間目、4年生で、河内木綿の種を植えました。

河内木綿は、江戸時代ごろより河内地方で栽培された木綿のことです。特に江戸時代に大和川が付け替えられると川床が畑となり木綿栽培が発展し、庶民の普段着のほか、のれん、のぼり、布団生地など全国で利用されていました。明治に入ると衰退し姿を消してしまいましたが、近年、郷土の誇る伝統工芸として注目されるようになりました。

学校では、そういった河内木綿を栽培し、秋には、綿から糸を紡ぐ手織り体験を予定しています。

6年生・自然災害について

令和5年4月29日(祝・土)参観日、6年生の総合的な学習で高安地域の自然災害について学びました。

もし高安地域で自然災害が起きた時に、どんな備えや動きをとればいいのか。市の防災マップを見ながら考えました。

タブレット端末も使いながら、グループで話し合いました。

自分を守り、家族や地域の人たちを災害から守るためにはどうすればいいのか、真剣に話し合っていました。

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八尾市 (小・中学校、義務教育学校)高安小中学校(前期課程)

電話: 072-943-8030

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