[2023年12月13日]
ID:72176
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「誰かに何かをしてもらって嬉しかったことや、誰かの行動で素敵だと思ったこと、誰かの良いところを見つけたら校長先生に教えて下さい。校長室前にポストを用意するので手紙を入れて教えてね。」
全校児童にそう伝えて、3週間がたちました。現在、201通の手紙が校長室に届いています。その中から、いくつかの手紙を紹介します。
「〇〇くんは、いつも落とし物を拾ってくれたり、ケガをした人に だいじょうぶ?って声をかけたりしているので素敵だなと思いました。自分もたくさん人を喜ばせたいです。」
この優しい子どもの姿も素敵ですし、自分も人を喜ばせたいと感じる姿も素晴らしいと思います。
「6年生のあいさつ当番の人が元気にあいさつをしてくれたのが素敵だなぁと思いました。私も元気にあいさつができました。」
「1年生の子がトイレのスリッパを女子トイレも男子トイレも並べていた。」
年下の子が年上の姿に刺激を受けてできるようになることがあります。また、逆に年上の子が年下の姿に感動することがあります。お互いを尊敬しあうのに年齢は関係ないようです。
「1年生の時に6年生に掃除を教えてもらって、その時、いつか私も年下の子に優しくしたいなと思いました。」
先輩からもらった優しさを次は自分が後輩に与える番だという思いが芽生えています。
どれも温かい目線で人を見ている手紙ばかりです。そして、身近な人から刺激を受けて成長していることがよく分かります。
子どもたちは、楽しみながら人の良いところを見つけています。良いところを見つけると自然に「ありがとう。」という言葉が増えていきます。
「今日は〇回、ありがとうって言われるようにしよう!」なんてゲームみたいな気分で1日を楽しんでほしいのです。名付けてありがとうゲームです。ありがとうってたくさん言って、自分もありがとうって言われるような行動をして、そういうことが楽しくなってきたら素敵だなと思います。
*ポストに届いたメッセージは抜粋して玄関に掲示しております。ぜひ、見てあげてください。
八尾市立曙川小学校 校長 坂本 篤史
八尾市 (小・中学校、義務教育学校)曙川小学校
電話: 072-992-3331
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