[2009年4月23日]
ID:2941
平成20年度 第2回八尾市産業振興会議会議録
-事務局による司会で次第に沿って進行-
1.開会
2.経済環境部長あいさつ
-ここより、太田座長による議事進行-
3.議事
■平成21年度主要施策について
資料1に基づき、事務局より説明
■商工振興拠点施設整備促進事業について
資料2に基づき、事務局より説明
■地域資源検討部会 中間報告
資料3に基づき、事務局より説明
■その他報告事項について
資料4に基づき、事務局より説明
質疑及び意見交換
【平成21年度主要施策について】
○委員
・地域通貨は、吹田市や寝屋川市で行われているが、八尾市での地域通貨のネーミングはどのようなものか。
○委員より意見
・八尾の地域通貨は2005年より運用。フレンドリーやふれあいを表現するフレを単位にしている。これまでに30~40万フレを発行し、ファミリーロードで使用でき、7割を回収している。
・現在、NPO法人化を進め市内全体に使用できる仕組みを検討している。また、ボランティアの活動だけでなく、環境、里山保全、福祉、観光への活用も検討する予定。
・地域の中小企業が疲弊していく中で、新しい産業である観光を創造していく視点が重要。
・他地域ではうまくいっていない事例もあるが、八尾では失敗しないよに慎重に行っていきたい。
【商工振興拠点施設整備促進事業について】
○委員より意見
・会議所の中に拠点を設置するのか、市役所の中に拠点を設置するのか。
*事務局より説明
・建物を会議所と市役所で合築し、その中に会議所機能と市役所機能を設置して拠点と位置付ける。
○委員
・クリエイション・コア東大阪は活性化しており、八尾からも車で10分程度で行ける距離である。商工振興拠点施設とクリエイション・コアの機能を共有することで負担を避けるべき。
*事務局より説明
・もともと八尾市では産業振興センター構想があったが、大阪府産業技術総合研究所、クリエイション・コアや八尾市中小企業サポートセンターができたため、財政的なことも勘案し計画が凍結となった。現段階では必要無いと考えている。
・産業振興センターで整備予定であったが、現在整備されていないインキュベーション機能を拠点施設に入れる。技術開発の研究施設については、大阪府産業技術総合研究所などの機能を活かすなど、拠点施設では他の施設にない機能を入れていき、他施設と連携していく。
○委員
・予算は
*事務局より説明
・概算で8億から9億円程度であるが、できるだけコスト削減に努めたい。
○委員
・インキュベート施設は是非とも作ってもらいたい。拠点ができることにより、人が集まることになるが、駐車場の問題が発生する。また、中小企業が打ち合わせの場とするならば、24時間に近い管理体制が必要。
*事務局より説明
・駐車場の問題については、教育センターと等価交換した後に残った土地を駐車場にすることや、1階部分を駐車場にするなど検討している。
・施設の開放時間については、できるだけ支援できるようにしたい。
・インキュベート施設については、研究室ではなく、事務所的なものを考えている。この場合、適切な面積がどれくらいかわからないので、ご意見をいただければ。
○委員より意見
・大阪商業大学の辻向かいにインキュベート施設があり、デスク貸しからパーテーションで区切った部屋貸しの形態まである。また、郵便の受け取りサービスもあり、参考となる。秘書代行サービスがあれば事業がやりやすい。
○委員
・拠点施設に市民活動センターを入れてNPO活動をサポートできるようにすると拠点への集客が期待できる。NPOの管理運営手法の相談窓口を設置すれば良いのでは。
○委員より意見
・市民活動センターとしては、現在、市役所の北側にある「つどい」があり、100以上の市民団体が登録されている。小さいが、会議、事務スペースがあり、向かいの元農協ビルにも多目的室がある。
*事務局より説明
・市民活動の拠点については、庁舎周辺公共施設整備事業のひとつとして、別に考えられており、関係施設とリンクしていくように考えていきたい。
○委員
・建物の全体構想は?また、市の職員だけで対応できないのではないか。
・若者が仕事に興味を持つ、意欲がわくような研修、教育ができる機能が必要である。自治体がその人に手を差し伸べていくべき。それは他の地域には無い機能である。
○委員より意見
・ジョブカフェでは企業向けのセミナーなど行い、若い人にものづくりなど中小企業に関心を持ってもらい採用力を高める事業を行っている。また、10月末に出した将来ビジョン大阪の案では若者の就職支援に加えて、産業人材として企業につなげていくという方向性も示している。また、府内でどのように展開していくかも今後考えていくこととしており将来的には市町村と連携して府内にジョブカフェのブランチ的機能の設置に向けても検討している。
【地域資源検討部会 中間報告】
○委員
・平成19年の観光資源の活用のひとつとして、八尾空港の利用があがっていたがどうなったのか。地域資源の目玉と考えられるが。また、自衛隊の曲芸飛行は無くなったのか?
*事務局より説明
・事故や騒音の問題があり無くなったのではないか。
【その他報告事項について】
○委員
・中小企業庁では、地域力連携拠点を設置し、コーディネート機能を高めた取り組みを支援している。八尾市において拠点との連携はどうなっているのか。
・経済産業省ではコミュニティビジネス、ソーシャルビジネスの支援を行っており、企業の社会的貢献の支援、地域のNPOのネットワーク化に対する支援を行っている。近畿では、大阪NPOセンター、宝塚NPOセンターがこれらの支援の対象となっている。
*事務局より説明
・地域力連携拠点は、東大阪商工会議所が指定されており、八尾商工会議所と松原商工会議所がパートナー機関となっている。
○委員
・商店街へ行くために、ふれあいバスを復活して欲しい。
・先日のファミリーロードでの大お逮夜市では、商店街が賑わっていた。
これからも頑張って欲しい
○委員より意見
・大お逮夜市のような行政主導の行事により4つの商店街の連携が図られた。今後も商店街のイベントを支援していただきたい。また、そのような事業に商業者も入って事業を進めていければと期待している。
*事務局より説明
・ふれあいバスは膨大な赤字を出したため廃止となった。復活については、再度検討するよう担当に意見として伝える。
・大お逮夜市は、行政主導で実施したが、全てを行政で行うことは難しい。市としてはきっかけづくりを行ったが、次のステップとして活性化繋げていくためのしくみづくりを考えるべき。
○委員より意見
・ふれあいバスは、病院運営と同様に、地域の交通不便の解消のための行政サービスであるため、元から赤字になる事業であり、赤字が出たから止するということはおかしい。
○委員
・近鉄線があるため、買い物は八尾市内ではなく、大阪市内に出て行く方が早い。しかし、市民に地域で購入するという意識を持ってもらうことが必要。
・市内に楽しい観光施設があった方が良い
○委員より意見
・ふれあいバスはやる気があれば解決方法がある。
○委員より意見
・名物アイデアコンテストは小中学生の応募が多いので、子供を巻き込んだイベントを開催すべきであり、来年2月開催のロボットコンテストにつ
いて子供達を巻き込んだイベントにする等により活性化を図るべき。
・八尾のイメージキャラクターを考えてみてはどうか
*事務局より説明
・様々なご意見をいただき今後の参考にしていきたい。又、拠点施設はプラットフォームになっていくと思うので、各委員の意見を参考にしながら進めていきたい。
【その他】
・次回の産業振興会議は3月に開催予定。次回の会議において、次年度の方針を打ち出し、次期総合基本計画に関する部会を立ち上げる予定。
・部会の構成等については、事務局に一任、次回の会議までに事務局案を委員に送付予定。
4.開会あいさつ 事務局より閉会あいさつ
以上
八尾市魅力創造部産業政策課
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