[2021年1月26日]
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全国の「放火及び放火疑い」による火災は、全火災の約20%を占め、八尾市においても同じような状況で、毎年出火原因の上位を占めており、消防行政の大きな課題となっています。
~「放火されない環境づくり」~
放火を防ぐためには、市民の皆さん一人ひとりが放火火災に対する危機意識を持ち、防止対策を心がけるだけでなく、地域全体で放火されない、させない地域環境づくりに取り組むことが必要であります。
放火の危険から地域社会を守るためには、地域の実状に即して、町会、自治会、自主防災組織、事業所、関係機関などが一体となり、協力体制を確立し、放火されない、させない地域環境をつくり出す必要があります。
消防訓練を開催するなどして、地域住民の防火意識を高めましょう。
建物に放火されたケースでは、建物外周部、倉庫・物置、車庫、共同住宅等の玄関ホールや階段室等の共用部分など、侵入されやすい場所、ひと通りが少ない、ひと気がない等の死角のある場所や暗がりにおける放火が目立っています。
1 施錠管理をきちんと行い、外部からの侵入を防ぎましょう。
2 家の外灯を付けるなど明るくして暗がりをなくしましょう。
3 建物の周囲に燃えやすいものを放置しないようにしましょう。
4 夜間無人となる工事現場や空き家などは、敷地内への侵入を防ぐため、囲い等の設置、電源の遮断、ガスの供給停止などを行うことも必要です。
夜間にごみ捨て場のごみや放置された新聞・雑誌などに放火されるケースが多く見られます。
1 夜間にごみやダンボール等を放置しないようにしましょう。
2 ごみは、収集日や収集時間などルールを守って出しましょう。
3 ごみ集積場所の環境づくりを地域ぐるみで実施しましょう。
屋外に駐車中のバイクやトラックの荷台、乗用車のボディーカバー、その他施錠されていない車両の内部に放火されるケースがあります。
1 不用意に車やバイク等を放置しないようにしましょう。
2 ボディーカバーは防炎製品を使用しましょう。
3 車両の施錠管理をしっかり行いましょう。
放火火災防止対策戦略プランチェックシート
あなたのお宅の放火火災に対する危険度のチェックシート
あなたのお勤め先の放火火災に対する危険度のチェックシート
あなたの地域の放火火災に対する危険度のチェックシート
八尾市消防本部予防課
電話: 072-992-2275
ファックス: 072-992-7722
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