平和の大切さをあらためて考えていただくために
終戦から70年近くが経ち、戦争体験者は高齢となり、当時の経験を次世代へ直接語り、戦争の悲惨さや平和への思いを伝えることが、難しくなってきています。八尾市では、平成25年度、非核・平和都市宣言30周年にあたり、現在も身近なところに残る戦争の遺跡や遺物を後世に伝え、平和に対する意識を高めていくために「戦争の記憶 伝えたい平和の大切さ」を発行しました。
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八尾市非核・平和都市宣言(別ウインドウで開く)
八尾市非核・平和都市宣言30周年記念誌「戦争の記憶 伝えたい平和の大切さ」
2014(平成26)年3月 初版第1刷発行
2015(平成27)年7月 初版第2刷発行
発行:八尾市人権文化ふれあい部文化国際課
制作:特定非営利活動法人やお文化協会
内容
第1章『八尾に残る戦争の遺跡』では、当時の大正飛行場(現八尾空港)やその周辺の軍事施設などの説明とともに、現在の姿を紹介しています。
第2章『戦争と八尾の人々のくらし』では、大正飛行場の建設や軍事施設ができたことによる空襲被害のほか、建物疎開や学童疎開について市民の体験談とともに紹介しています。そのほかにも、記念誌制作にあたり、市民の皆様から提供のあった死亡告知書や軍事郵便はがきなども掲載しており、当時の人々のくらしの様子をうかがうことができます。
頒布価格
- 冊子版:500円
- DVD版:1,000円(映像や音声等は含まれていません)
※DVD版は記念誌をPDFファイルの形式にしたものですが、印刷できませんのでご注意ください。
市役所本館3階情報公開室、文化国際課で販売しています。