[2024年3月8日]
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日常生活の中でケガをしそうになって「ヒヤッ」とした経験はありませんか?
ケガや病気の中には、少しの注意や心がけで防げるものがあります。
また、危険を事前に知り対策を見つけることが重要になります。
高齢者のケガで1番多いのが、住み慣れたはずの家庭内において、滑りやすい廊下での転倒や階段等の段差での転落です。
予防方法
部屋を整理整頓するとともに、段差には手すりや滑り止めを設置し、滑りにくい履物を選び、夜間は足元を明るくする。
入浴は持病がある高齢者の身体に大きな負担をかけます。特に注意したいのが外気の冷え込む(冬)季節の入浴です。
気温と湯温との温度差が大きくなると、血圧値が上下し、急に意識を失ったり、心疾患や脳血管障害などが起こる場合があり、死に至ることもあります。
予防方法
脱衣所と浴室の温度差に注意するとともに、湯温は熱すぎないようにし、飲酒後の入浴は避け、高齢者の入浴中は家族の方が声をかけましょう。
加齢と共に食物を咀嚼(そしゃく)する力や嚥下(えんげ)機能が低下するため食事中に喉に物が詰まるといった窒息や誤嚥(ごえん)が発生しやすくなります。
特に餅やこんにゃく、刺身等は注意が必要です。
予防方法
食材を細かく切り、飲み込みやすくするとともに、硬い物や噛みきれない食材は避け、ゆっくり良く噛んで食べ、飲み物を傍に置いておく。
※咀嚼とは、食物を噛みきり飲み込むことをいう。
※嚥下とは、口の中の食物を胃の中へ送り込むことをいう。
※誤嚥とは、食物などが、何らかの理由で誤って、気管等に入ってしまった状態をいう。
★ 室温をこまめにチェックしエアコンや扇風機等を活用する。(高齢者は暑さを感じにくく、我慢しがち。)
★ のどの渇きがなくても水分補給をする。(高齢者はのどの渇きを感じにくい。)
★ 調子が悪いと感じたら家族などに傍にいてもらう。
脳卒中
・体の左右どちらかが動かせない、力が入らない
・ろれつが回らない、言葉が出てこない
・片方の目が見えない、視野が半分欠ける
・足元がふらつく、立てなくなって倒れる
・経験した事のない頭痛
心筋梗塞
・安静、運動時に関係なく突然、激しい胸の痛みが起こる
・持続性の胸痛と共に不安感、動悸、息切れ、冷や汗、めまいを伴う
笑顔で暮らせる毎日がいつまでも続くように、予防救急について考えてみませんか。
八尾市消防本部救急課
電話: 072-992-2975
ファックス: 072-992-2281
電話番号のかけ間違いにご注意ください!