ごみ減量アイデアの紹介
本市では、市民の皆様のご理解とご協力により平成8年10月から5種分別指定袋制を導入、平成21年10月には8種分別に拡充し、ごみの減量・資源化を進めてきました。平成28年10月にはさらなるごみ減量の推進を図るため指定袋の見直しを行いましたが、ごみの減量・資源化を着実に進めていくためには、ひとつひとつの取り組みを積み重ねる必要があると考えています。
ごみ減量アイデアの募集
そこで、ごみ減量への意識をさらに高め、一層のごみ減量に努めていただくきっかけづくりとして、本市のごみ減量推進員の方々を対象に、ごみを出さない生活の知恵、実践しているごみ減量のアイデアを募集いたしました。
ここでは、いただいたアイデアの一例を紹介したいと思います。
Hさん 男性
〇取り組んでいるごみ減量アイデア
野菜や果物などの生ごみは肥料として使用するために、畑に穴を掘ってそこに生ごみを入れている。
〇取り組んだ理由と効果
大幅にごみを減量できるため。
〇問題点・課題
穴を掘るための、庭や畑などが必要。
Sさん 女性
〇取り組んでいるごみ減量アイデア
野菜の芯やヘタなどを、水を入れた容器に入れて置いておくと、綺麗な緑の葉が出て2~3カ月鑑賞できる。
大根やニンジンなどの野菜の皮はきんぴらにして食べる。
牛乳パックや厚紙などは手芸の材料に使う。
〇取り組んだ理由と効果
捨てるところをもう一度使えるし、家の中に緑が多くなり、植物の成長が楽しめる。
ごみの減量ができる。
〇問題点・課題
植木のごみが多く出てしまうのが課題。
Iさん 男性
〇取り組んでいるごみ減量アイデア
町会の有価物集団回収において、「雑がみの有価物出しのガイドライン」を作成し、紙類を可燃ごみに出さず有価物集団回収に出すよう、町会会員に協力をお願いした。
〇取り組んだ理由と効果
昨年可燃ごみ袋が改訂されたことに伴い、可燃ごみが一回一袋で収まらないことが多くなったため、知人からの進言や行政からの協力依頼もあり、雑がみを分別し有価物集団回収に出すことにした。また町会会員にも取り組んでいただくため、出来るだけ負担や手間を少なくし、継続して協力いただくためにガイドラインを作成して、過度に細かく分別するのではなく、手間を掛けずに最大限の効果を得られるように配慮し、協力を求めた。
ガイドラインでは「厚紙類」(お菓子、食品、薬品、ティッシュなどの紙箱など)と「その他の紙」(チラシ、パンフレット、広報誌などの冊子類などのA4ぐらいまでの紙)の分別をお願いし、それ以外の名刺、箸袋、薬袋、折り紙などの小さかったり判断に迷うものは「今まで通り」可燃ごみで出すようにお願いした。
効果としては、自分の家ではひと月に「厚紙類」は中型の紙袋に一杯分ほど、「その他の紙」も新聞袋に約一袋出る。量的に見て可燃ごみ袋2袋分くらいのごみが減量されている。その他の町会会員の皆様の効果も、今後有価物集団回収に出る紙の量の変化で検証したい。
〇問題点・課題
ペットボトルも減量に努めていて、出来るだけ大きいボトルを買い、小分けにして使うことで、捨てるボトルのかさも小さくなるし、費用も安くすむ。ただ、容プラの減量にも努めているが、冷凍食品やパック・カップ・トレー物を多く購入するため、なかなか減量は難しい。
Fさん 男性
〇取り組んでいるごみ減量アイデア
月一回の町会の有価物集団回収に、今まで可燃ごみに出していたような雑がみ類(チラシ・ダイレクトメール・シュレッダーごみなど)を出すようにする。
〇取り組んだ理由と効果
35Lの可燃ごみ袋でもじゅうぶん入るようになった。
〇問題点・課題
町会に入っていない世帯の方たちもいるので、そのような人たちも利用できるよう、有価物の拠点回収などが増えればよいと思う。
Iさん 男性
〇取り組んでいるごみ減量アイデア
出来るだけ日常生活に必要最低限のものしか買わないようする。現在家にあるものを存分に活用し、無駄なものは買わず、食べものも適量を買い食べ残しが出ないようにする。
〇取り組んだ理由と効果
基本的にごみは「不要なもの」であるので、出来るだけ必要なものだけを買えばよいと考えるようになったため。
〇問題点・課題
スーパーなどで売っているものは、過剰包装なものが多いように思う。
Tさん 男性
〇取り組んでいるごみ減量アイデア
日々の買い物の際に、ペットボトルや食品トレーなどをスーパーに持っていき、スーパーの拠点回収を利用している。
〇取り組んだ理由と効果
ごみが減量でき、ごみ袋の数も少なくてすむ。
みなさまもごみの減量に取り組みましょう!
ここで挙げたアイデアは一例です。みなさまもこれらのアイデアをヒントにごみの減量にご協力ください。
今後もごみの減量アイデアは募集していく予定です。詳しくは市ホームページにて追って案内いたします。