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高度救助隊発隊!!

[2018年4月1日]

ID:41641

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高度救助隊発隊

 平成30年3月11日に高度救助隊発足式が行われ、同年4月1日に高度救助隊を発隊しました。

 高度救助隊とは、大規模な災害や事故に対応するために高度な救助技術を有する部隊であり、中核市を管轄する消防本部に設置が義務付けられています。

高度救助隊旗

 田中誠太市長より高度救助隊旗が授与されました。

高度救助隊腕章

 藤原消防長より高度救助隊腕章が授与されました。

装備

 高度救助隊は、救助隊の編成、装備及び配置の基準を定める省令により、下記の高度救助資機材の装備が定められています。これらは主に災害現場で行方不明者を発見するための資機材です。

画像探索機

 倒壊家屋や瓦礫等の隙間からファイバースコープを挿入し、内部の様子を確認しながら、瓦礫等に埋もれた要救助者を探すための資機材。小型軽量で取扱いが容易で、建物内の状況を鮮明に写し出す高感度カメラを搭載している。
 なお、画像のみならず、温度・ガス濃度測定、集音、空気の送り込みも可能。

地中音響探知機

 倒壊家屋や瓦礫等で生き埋めになった要救助者を、音や振動で探すための資機材。高感度センサーを搭載しており、地上には聞こえにくい地中の小さな音やかすかな声、振動を増幅して耳と目で確認する。なお、付属の音響センサーを介して要救助者に話しかけることも可能。

熱画像直視装置

 目視できない濃煙中、夜間、地下空間等でも熱源を感知し映し出すことが可能であるため、生存者の発見・救助に効果的な資機材。高熱領域は、画面上で、その存在を警告表示する。

 また、火災現場において、火源の発見、残火の確認時などにも効果を発揮する。

夜間用暗視装置

 わずかな光を増幅し、暗闇でも昼間のように被写体を鮮明に映し出すことが可能な資機材で、夜間の捜索や監視活動等に使用する。

地震警報器

 設置すれば、常時地盤の振動を監視し、地震発生時の初期微動(P波)を感知し、主要動(S波)の推定震度や揺れの到着時間を予測のうえ、警報を鳴らし地震の発生危険をいち早く知らせる可搬型地震計。
 余震の発生が予想される災害現場に設置し、警報が鳴れば、活動隊員を速やかに退避させることが可能で、主に二次災害の防止に使用する。

車両

 平成27年3月に消防署本署に更新配備された救助工作車です。機動性、利便性、高い収納力をすべて併せ持つ、国内でも最新鋭クラスの新型車両です。

教育

 高度救助隊員は、人命の救助に関する専門的かつ高度な教育を受けた隊員5名以上で編成する救助活動のための専任部隊であり、強靭な気力・体力、優れた判断力を併せ持つ精鋭18名で編成しています。

 これらの隊員で構成する“人命救助のスペシャリスト集団”として、最新鋭の高度救助資機材、救助工作車を駆使し、効果的な部隊活動を展開します。

お問い合わせ

八尾市消防本部 消防署
電話: 072-992-0119 ファックス: 072-992-2281

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