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ノロウイルス食中毒を防ぐ

[2021年10月1日]

ID:41682

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ノロウイルスによる食中毒や感染症は一年を通して発生しており、特に11月から3月にかけての寒い時期に流行します。感染力が強く、大規模な食中毒など集団発生を起こしやすいため、注意が必要です。

1 ノロウイルス食中毒・感染症の特徴

  • 感染してから症状が現れるまで1日から2日かかります。
  • 主な症状は下痢、おう吐、吐き気、腹痛、発熱です。
  • 感染しても症状が現れない場合もありますが、症状がひどい場合は、脱水症状を起こしたり、おう吐物を誤って喉に詰まらせることもあります。
  • 下痢などの症状が治まっても、1週間から1ヵ月は便からウイルスが排出されます。

2 ノロウイルスによる食中毒予防のポイント

調理する人の健康管理

  • 普段から感染しないように食べ物や家族の健康状態に注意する。
  • 症状があるときは、食品を直接取扱う作業をしない。
  • 毎日の作業開始前に調理従事者の健康状態を確認し、責任者に報告する仕組みを作る。

作業前などの手洗い

  • 手を洗うタイミングは トイレの後、調理施設に入る前、盛り付け前、次の調理作業に入る前、手袋を着用する前。
  • 指先、指の間、爪の間、親指の周り、手首、手の甲といった汚れの残りやすいところをていねいに洗う。
  • 加熱調理後の食品及び非加熱調理食品に触れる際は、素手でさわらないようにしましょう。

調理器具の消毒

  • 洗剤などで十分に洗浄し、熱湯で加熱する方法又はこれと同等の効果を有する方法で消毒する。
  • ノロウイルスには、アルコールは有効ではありません。薬剤を使用する場合は、次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素消毒液を使用しましょう。

食品の十分な加熱

  • 食品は、中心部まで十分に加熱しましょう。特に、二枚貝等のノロウイルス汚染のおそれのある食品は、中心部が85~90℃で90秒間以上の加熱を行いましょう。

3 ノロウイルスを広げないために

  • ノロウイルスの感染を拡大させないためには、「すばやく処理する」「乾燥させない」「消毒する」ことが重要です。ノロウイルスは非常に小さいため、乾燥すると空気中に漂い、口に入ってしまうと感染してしまいます。
  • 患者のおう吐物や便は、ビニール手袋とマスクを着用し(使い捨てのガウンがあればそれも着用しましょう)、ペーパータオルなどを用いて直接触れないようにして拭き取ります。 

  • 拭き取った場所は塩素系漂白剤で消毒後、水拭きをします。拭き取ったおう吐物や使用した手袋はビニール袋に入れ、塩素系漂白剤に浸し、密封して廃棄します。作業後は十分に手を洗い、換気しておきましょう。

 

4 関連リンク及び啓発リーフレット

お問い合わせ

八尾市健康福祉部保健衛生課(保健所)

電話: 072-994-6643

ファックス: 072-922-4965

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