[2019年4月19日]
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住宅・土地統計調査によると、平成25年の八尾市内の住宅の空家率は14.8%であり、全国平均13.5%と比べて高くなっています。
空家が増加すると地域コミュニティが衰退するなど、地域に影響を及ぼす恐れがあります。本格的な人口減少社会を迎えるなか、本市では平成29年度に「八尾市空家等対策計画」を策定し、空家の『活用・流通』に取組んでおります。その中でも活用可能な空家については、住宅としての活用はもとより、他の用途も含めて様々な形で活用することが望まれます。
本市においても、長屋や戸建住宅等の空家を福祉施設や店舗等に用途転用するなど、既存ストックを活かした取組が行われています。
この度、こうした空家等の活用事例について、本市で建物所有者や事業者の方々にヒアリング調査を行い、事例集を作成
しました。空家の所有者や活用を検討されている方は、是非、ご覧ください。
※一定の基準に該当する用途変更を行う場合は、建築基準法や消防法等に基づき、用途によって守らなければならない規定等がありますのでご注意ください。
11つの空家等(古民家・中古住宅)の活用の事例集を紹介しましたが、最後に、専門家からの活用・リフォーム(改修)に関する極意・アドバイス等を掲載いたしました。参考にして頂ければと思います。
◯予算を最優先に空家等(古民家+中古住宅)を探さない!
◯どんな地域に住みたいか。どんな住宅に住みたいか。など、目的を明確に!
◯予算の設定は、購入費だけでなく、改修費も考慮して設定して!
↓
◯住まい(古民家+中古住宅)を手に入れることが目的ではなく、
新しい場所での、新しい生活を送ることが目的!
〇リフォーム(改修)の目的を明確にする
例えば
・思いがある、残したい
・ながく住み続けたい
・こんな暮らしがしたい
・こんな家に住みたい
・快適にしたい など
〇リフォーム(改修)の優先順位を考える
・工事費(予算)を考える
〇リフォーム(改修)が後から難しい内容を優先する
・構造部分(土台、柱、梁など)など重要な部分
・水道や電気など設備関係の隠れている部分
・屋根や高い外壁など足場が必要な部分 など
〇リフォーム(改修)の考え方
・あるもの、古いものを活かす
・住む人、使う人の考えを知る
・暮らしをかたちにする
・使い込んで良くなる素材を選ぶ
・住む人が手を加えやすくする(メンテナンスも) など
八尾市建築部住宅政策課
電話: 072-924-3783
ファックス: 072-924-2301
電話番号のかけ間違いにご注意ください!