林間へ行ってきました

林間学舎へ行ってきました！

7月21日（日）〜22日（月）

　『自然を味わい、ルールを守って、楽しい林間にしよう！〜一生の思い出に残る林間にしよう〜』を目標に取り組んだ林間学舎でのさまざまな体験活動の報告をします。

 

1日目

　心配されていた天気もなんとか持ちこたえ，無事出発式を迎えることができました。林間実行委員が司会進行をつとめ，多くの保護者，先生方に見守られながら，用和小学校を出発しました。日曜日ということもあってか，予定よりも早くに天川村役場に到着し，早速オリエンテーリングがスタートしました。みたらい渓谷の天気は曇りでしたが，涼しい気候の中，地図を片手にクイズラリーや自然観察を楽しんでいました。連日の雨で川が増水しており，河原での予定していた昼食は，レストランの2階を借りてとることになりました。

　後半のオリエンテーリングでは，洞川温泉をめざし，さらに，グループで歩調を合わせながら励まし合って山道を進み，景色や自然を味わうことができました。中間地点では，旅館の方に用意していただいたスイカやジュースをいただきました。エネルギーを蓄えて，ラストスパート頑張りました。

　到着後のふりかえりでは，「自然とは〇〇である」というお題から，「自然とは，友情を深めてくれるものである」「自然とは，美しいものであるが，厳しいものである」など，高学年らしい視点で自然を味わうことができました。時間にゆとりをもって，活動を進めることができ，ゆっくりと温泉で疲れを取ることができました。

　夕食では，白ごはんがおいしくて，何度もお代わりをしている様子が，みられました。

　さて，1日目のラストを飾るのは，キャンプファイヤーです。火の神から授かった火をトーチに受け取り，組まれた薪に点火し，燃え上がるキャンプファイヤーを囲んで，みんなで歌を歌ったり，ゲームをしたりして，仲間との友情を深めることができました。また，1日のふりかえりを映像と音楽を入れたムービーにして，プロジェクターで白い壁に投影し，鑑賞しました。最後に打ち上げ花火を鑑賞して，キャンプファイヤーは幕を閉じました。

　疲れもあってか，消灯後は，すぐに就寝し，ぐっすり眠ることができました。

 

2日目

　天気予報では雨だったのが，私たちの活動するエリアだけ，幸運なことに晴れていたので，魚つかみへ向かいました。川が増水していたので，生けすへイワナを放流させて魚つかみに挑みました。初めて触る魚の触感に驚き，戸惑いながらも「もっと活動したかった」という声もたくさんあがっていました。

魚つかみを終えると同時に雨が降ってきて，川遊びの活動が，旅館での室内遊びへと変更となりました。

みんな遊び係が中心となって旅館の大広間で遊べる遊びを考え各クラスで取り組みました。ハンカチ落としやかるた，動物将棋などの遊びを楽しみました。また，旅館の方へインタビューをしたり，友だちと談笑したり旅館でくつろいだりして雨で活動ができなかった際の楽しみ方も考えて過ごすことができ，さすが高学年だという姿を見せてくれました。

　閉所式を無事終えて，学校へ帰るバスへ乗り込み林間での楽しかった思い出を振り返りました。

　学校へ帰ってからの帰校式では，多くの保護者の方々に出迎えていただきました。そして，たくさんの友だちのいいところを紹介し，互いを認め合い，高め合うことのできた林間学舎になりました。