第39回　文化祭

　10月11日、文化祭が開催されました。

　亀井中祭をしめくくる文化祭のスローガンは体育大会に引き続き、「百花繚乱　令和へ羽ばたけ　平成っ子」です。

　午前の部では、吹奏楽部の演奏に始まり各学年の合唱と展示が開かれていました。

　午後の部では、多文化を考える会、芸術部、生徒会の発表がありました。

 

　吹奏楽部の演奏では、体育大会のダンスや応援歌に使われていた曲や聴きなじみのある親しみやすい楽曲が演奏されており、開会式直後の文化祭を華やかに盛り上げてくれました。

 

　合唱は体育大会の練習と並行しながら、どの学年も限られた時間のなかで課題曲の練習を重ねてきました。クラスがなかなかまとまらず悩んだり悔しい顔をしている生徒の姿もありました。

　しかし、当日は各学年で1クラス最優秀賞が決められたものの、どのクラスも一体感があり、これまで頑張ってきた思いが歌声と共に伝わり、心に響くものがありました。もちろん、最優秀賞が獲れなくて悔しいという意見もありましたが、最優秀賞は獲れなかったけどクラスがひとつになれてよかったという意見もありました。

 

　展示では生徒が日ごろ取り組んでいる教科や委員会活動、部活動の展示がされました。芸術部の展示ではテーマを決めて、統一感のあるさまざまな展示がされており、縦横1.5mほどの迫力がある大きな新聞彫刻も展示されていました。生徒は前日の準備から他学年や他クラスの展示を目を輝かせて観ていました。

　

　考える会では、チャンゴと呼ばれる、朝鮮半島の伝統的な打楽器の演奏や楽しく中国の文化について知れるお話などがありました。チャンゴは体育館の空気が変わるような息のあった演奏で、中国のお話では一変して体育館中が笑顔に包まれる発表でした。

 

　芸術部の舞台発表ではたくさんの写真をつなげて映像をつくる「ストップモーション」での発表がありました。映像をみるだけでもたくさんの時間と努力がかかった作品だとわかる非常に手の込んだ発表でした。

 

　生徒会の発表では、亀井中祭あるあるやクイズなどを取り入れ、楽しみながら振り返られる校則についての発表がありました。生徒会の生徒は当日の司会進行も担当しながら盛り上がる発表をしてくれました。