[2021年5月8日]
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いじめのない学校づくりの一環として、八尾市では「脱いじめ傍観者教育」を実施しています。
「脱いじめ傍観者教育」では、子どもたちが「脱・傍観者」の視点に立ち、いじめの予防や解決方法を話し合い、考えることを目的とし、産官学共同で開発された学習プログラムを実施しています。
昨年度は、この学習プログラムによる「脱いじめ傍観者授業」を、市内全公立中学校・義務教育学校(後期課程)の全学年の生徒を対象に実施しました。
今年度は、市内全公立小学校・義務教育学校(前期課程)の4年生の児童と、市内全公立中学校・義務教育学校(後期課程)の1年生(義務教育学校は7年生)の生徒を対象に実施します。
本市では、この授業を実施するにあたって、開発に携わったストップイット ジャパン株式会社より講師をお招きしています。
5月6日、いよいよ今年度の本市における「脱いじめ傍観者教育」の授業が、南山本小学校ならびに永畑小学校においてスタートしました。そして翌5月7日には久宝寺中学校にて授業が実施されました。
今年度は新型コロナウイルス感染症対策として、東京と学校をオンラインで繋ぎ、授業を行っています。5月6日・7日の授業では、ストップイット ジャパン株式会社の代表である谷山大三郎さんが、各クラスの先生と一緒に授業を進めていかれました。
どの学校でも、子どもたちは、映し出される映像を熱心に視聴し、問いに対して真剣に考え、谷山さんのお話に聴き入っていました。授業の途中、自分の考えをカメラの前で発表する場面では、他の教室の仲間の姿が映ると歓声が上がったり、クラスを越えて学年の子どもたちみんなが、発表者に拍手する姿があったりと、オンラインならではの一体感を子どもたちは感じているようでした。
これから6月末までの約2か月間、各校にて「脱いじめ傍観者教育」の授業が実施されます。この授業を通して、子どもたち一人ひとりが、いじめのない学校にするための行動や、いじめをとめるための行動について考え、実行できるようになっていってくれたらと思います。
◆講師の先生とオンラインで繋がりました(南山本小学校にて)
◆ドラマに見入る子どもたち(永畑小学校にて)
◆クラスを代表して自分の考えを発表しています(永畑小学校にて)
◆講師の先生の問いかけに対して真剣に考える子どもたち(久宝寺中学校にて)
◆スクリーンには各クラスの様子が映し出され、他のクラスの人の意見を聞くこともできます(久宝寺中学校にて)
◆授業が始まる前、講師の先生とジャンケンをして楽しんでいる子どもたち(南山本小学校にて)
◆児童が作成した鯉のぼりがたなびいていました(南山本小学校にて)
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