[2022年1月4日]
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本市では今年度、学習の成果を捉え授業改善を図る「(1)指導と評価の一体化」、情報を読み取り論理的に説明する力の向上を図る「(2)言語活動の充実」、家庭学習の充実を図る「(3)自学自習力の向上」の3点を今後取り組むべきポイントとして重視し、学力向上の取組みを進めています。また、大阪府の学力向上推進事業の指定を受けている学校を中心として、本市の課題に正対した取組みを進め、市全体の学力向上につなげるべく、普及・発信していきます。
【八尾市学力向上コア会議】 6月、11月、1月
【八尾市学力向上担当者会】 6月、9月、2月
【英語コア会議】 「随時開催」
【八尾市小学生テスト】 1学期末、2学期末、3学期末
【公開授業研究会】「随時開催」
【外国語授業日常公開(高安小中学校)】 随時
【学力向上コア会議とは…】
学力向上コア会議は、市内の小中学校・義務教育学校のうち、大阪府教育庁のスクール・エンパワーメント推進事業校や授業改善推進校など、15校の担当者が集まり、校内及び市内の子どもたちの学力向上のために学び合い、話し合う会議です。市内の学力向上の「核」として取り組んでいこうという意味合いを込めて「コア」会議としています。
【概要】
1、今年度の取組みについて(曙川南中学校より実践報告)
2、授業支援ソフトの活用について(実習)
3、課題別交流
・児童生徒の学力向上について
・教職員の指導力向上について
・取組みの組織化の工夫について
今回の会議は、
(1)好事例を聞いたり、各校の取組みや課題を交流したりすることで、9月からの自校の取組みを焦点化すること
(2)学力向上コア校同士のネットワークを広げること
(3)一人一台端末を活用した授業づくりの実践を学ぶこと
の3つをねらいとして開催しました。
第1回は昨年度3月に開催しており、今回は今年度に入ってから初めての学力向上コア会議となりました。
会議の中では、昨年度から授業改善の推進校として取り組まれている曙川南中学校より実践報告がありました。英語の授業だけではなく、学校全体の授業改善実現に向けての具体的な取組みを紹介しました。
授業支援ソフトを使っての実習では、一人一台端末を活用した授業づくりの実践を各校で進めるために「授業支援ソフト」の活用について研修を行い、実際に教師側と子ども側のそれぞれの立場で操作の仕方を確認しながら課題を出し合い、授業支援ソフトでどんなことができるかを体験してもらいました。参加者からは「とても良い体験ができました」「授業支援ソフトを活用した授業づくりについてもっと学ぶ必要がある」といった感想がありました。
グループに分かれての交流の中では、互いの取組みを紹介し合ったり、悩みについて話し合ったりすることができました。短い時間ではありましたが、活発な交流ができ、有意義な時間となりました。
コロナ禍の中で、開催する時期が遅れましたが、ようやく開催することができました。「指導と評価の一体化」「GIGAスクール構想」等、各校とも様々な悩みを抱え、試行錯誤しながらの1学期だったかと思いますが、今回の学力向上コア会議での学びを今後の取組みに活かしていきます。
【概要】
1、「指導と評価の一体化」のための学習評価について
2、グループ交流(学習評価を意識した指導案作成のポイント)
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンライン会議システムを使ってのオンライン研修で実施しました。研修では「指導と評価の一体化」のための学習評価の在り方について理解し、授業改善と評価の改善に活かすことをねらいとしました。また、実際作成された指導案を見ながら学習評価の取扱いや評価基準の見方について触れ、各校における授業改善につなげる内容を行いました。
【概要】
1、「一人一台端末を活用した授業づくり」のための工夫について(実践報告:東中学校)
2、グループ協議・交流(各校の実践事例)
3、「一人一台端末を活用した授業づくり」を効果的に行うポイントについて
第1回に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、Teamsを使ってのオンライン研修で実施しました。今回の研修ではスマートスクール実現モデル校の東中学校より実践報告がありました。1学期間の中での具体的な実践を複数教科示され、様々なトラブルに対しての解決方法や工夫等についても触れていました。
また、参加者が事前に作成した各校の授業実践事例を元にグループ協議・交流を行いました。協議・交流では互いの取組みを紹介する中で、進めていくための課題や改善方法を話し合い、有意義な時間となりました。
研修後のアンケートからは「東中学校の実践事例は活用方法が具体的ですごくわかりやすかった。」「自分の学校でもできるところからもっと使っていく必要があると感じた。」といった感想がありました。
本研修を終え、各校では、端末を活用した授業づくりについて模索をしながら取組みを進めていることがわかりました。今後、子どもたちの学力向上のために、より一層タブレット端末の効果的な活用について推進を図ってまいります。
【概要】
1、「授業改善推進の取組みについて」(実践報告:上之島小学校)
2、伝達(全国学力・学習状況調査の結果を踏まえた本市の課題と改善方法について)
3、グループ協議、交流「自校における言語活動及び情報活用能力の育成について」
4、情報提供 言語活動及び情報活用能力を効果的に育成する授業改善のポイントについて
第3回は集合型で開催しました。今回の研修では上之島小学校より実践報告がありました。算数を中心に今年度前半の具体的な事例として、通信の発行や示範授業等たくさんの取組みの報告がありました。参加者からはとても参考になり、「担当者として自校でも取り入れていきたい」という声がありました。
次に全国学力・学習状況調査の結果を踏まえた本市の課題と改善方法について伝え、その後、本市の課題でもある言語活動と情報活用能力についてどのように自校で取組みを進めているかグループ協議・交流を行いました。協議・交流では互いの取組みを紹介する中で、進めていくための課題や改善方法を話し合い、有意義な時間となりました。研修後のアンケートからは「他校の実践やタブレットの活用方法が具体的ですごく参考になった。」といった感想がありました。
各校においても、模索をしながら取組みを進めていることがわかりました。
最後、言語活動及び情報活用能力を効果的に育成する授業改善のポイントについて情報提供を行いました。子どもたちの学力向上のために、より一層自校の課題を把握し、改善に向けて取組みを推進していきます。
上之島小学校より実践報告の様子
グループ交流の様子
【概要】
1.講義「本市における全国学力・学習状況調査結果から見える課題と今後の取組みについて」
2、グループ協議、交流「各校分析シートから見える課題と成果の出た取組みについて」
「全国学力・学習状況調査結果説明」の様子
グループ交流の様子
八尾市教育委員会事務局学校教育推進課
電話: 072-924-3873
ファックス: 072-923-2934
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