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令和3年度(後期)人権教育実践交流会

[2022年2月15日]

ID:62054

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令和3年度(後期)人権教育実践交流会

 八尾市では互いに思いやり、認め合うことができる児童生徒を育成するため、自他の人権や命の大切さを学ぶための人権教育を進めています。そして、各校で取組んでいる人権教育実践について報告し合い、学び合う場として、人権教育実践交流会を年間2回開催しています。6月30日に開催した前期人権教育実践交流会に続き、2月8日に後期人権教育実践交流会をオンラインで実施しました。

 今回の実践交流会の前半は、事例報告として、八尾市立大正北小学校における多文化共生教育の実践事例が報告されました。子どもや保護者の思いを大切にしながら、子どもたちを元気にする実践が報告され、こうした取組みを創っていくために、大切にすべきことや、チームとしてどのように連携し、計画していくか等、多くのことを参加者は学ぶことができました。
 後半は、5~6人のグループに分かれて、それぞれの学校で本年度実践した取組みについて、「(1)命を育む教育推進事業を活用した取組み内容」「(2)保護者への人権啓発実践事例」について交流しました。事例報告・活発な意見交流が行われ、予定時間ではたりないというグループもありました。
 グループ交流後は、各グループの交流内容を全員で共有しました。どの学校も、新型コロナウイルス感染症予防の工夫をしながら、子どもたちにどんな力をつけたいか、何を学ばせたいかを考え、目標を持って人権学習や人権啓発に取組んでいることが共有されました。
 今回の実践交流会において学び合ったことを、今後の人権教育実践に役立て、発展させていくことを通して、子どもたちの、人権に関する知的理解ならびに人権感覚を高め、自他の人権を守ろうとする意識・意欲・態度、そして行動力を育んでまいります。

【参加者の感想より】(一部抜粋)
・事例報告では具体的な実践事例を報告していただき、とてもわかりやすかったです。特に印象に残ったことが、" 楽しんで実践していく “ということです。人権教育担当の教職員が主体となって、教職員どうしが連携することで、児童生徒・保護者が安心して取組みに参加できる土台が形成されると感じました。本校でも人権教育部が中心となって、教職員が連携し、積極的に人権教育の取組みを実践していきたいと思います。
・多文化共生の取組みを創っていくにあたって、私たち教職員の経験を語り合うこと、多文化共生は楽しいんだということを伝えていくことが大切だということが、わかりました。外国にルーツがあり、日本語指導が必要な子どもを、「助ける対象」としてではなく、「多文化を伝えらえる存在」として取組みを進めていかれたことや、身近なスペシャルゲストとして友だちや教職員、保護者の方に話してもらったことなどを参考にして、実践していきたいと思いました。「共生」は共に生きることとよく言われていますが、「共に生きたい」という思いを育むことが大切だと思いました。
・各校の取組みを知ることのできる貴重な時間でした。「命を育む教育」でお招きした講師の先生や、学習内容、学びをその後の取組みにどういかしていくかなどについて、具体的に知ることができて、たいへん参考になりました。本校の取組みにつなげていきたいと思います。このような学びの機会があることが、とてもありがたいです。 

実践事例報告の様子(オンラインにて実施)

グループ交流の様子(オンラインにて実施)

お問い合わせ

八尾市教育委員会事務局人権教育課

電話: 072-924-9854

ファックス: 072-923-2934

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