令和4年度 校長いじめ防止・対応研修

　八尾市では「いじめ防止対策推進法」・「八尾市いじめ防止基本方針」等に基づき、いじめの未然防止、早期発見、早期対応のため教職員を対象にした研修会を実施しています。大阪大学名誉教授の小野田正利さんを講師にお招きして5月9日に校長・副校長を対象にした研修を実施しました。

本研修テーマ
「いじめ防止対策推進法」等の趣旨に基づく、いじめの未然防止及び早期発見と迅速かつ適切な対応について理解を図り、校長のリーダーシップのもと、チーム学校としていじめ問題に対応するための学校運営の在り方について研修し、いじめのない学校づくりの推進に資する。

　上記のテーマに基づいて、冒頭に昨年度の「八尾市のいじめの状況」について共有しました。
　小野田さんの講義では、いじめ防止対策推進法に関する内容や、事象が生起した時の対応の確認など具体的な事例を紹介しながら講演していただきました。いじめは「直ちに（即時に）」「速やかに」「遅延なく」「被害の子どもに寄り添って」対応することを再確認することができました。
　八尾市では今後も研修内容を各学校のいじめ防止対策に活かし、子どもたちが安心して過ごせる学校づくりをめざします。

【受講者の感想より】（一部）
・本日の研修で学ばせていただいたように、専門家、関係機関と連携した組織委員会で事実確認を行い、方針を立てること、事実を記録すること、被害とされる児童・保護者の心に寄り添って対応することをモットーとして誠意をもって取り組むことを確認できました。
・法規定の厳格さ、職務上で実行することの重要性を再認識しました。法律の解釈について、もう一度よく学ぶことが大切だと感じました。