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令和4年度 (後期)人権教育実践交流会

[2023年2月13日]

ID:67434

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令和4年度 (後期)人権教育実践交流会

 八尾市では互いに思いやり、認め合うことができる児童生徒を育成するため、自他の人権や命の大切さを学ぶための人権教育を進めています。そして、各校で取り組んでいる人権教育実践について報告し合い、学び合う場として人権教育実践交流会を年間2回開催しています。6月29日に開催した前期人権教育実践交流会に続き、2月7日に後期人権教育実践交流会をオンラインで実施しました。

 今回の実践交流会の前半は、二本の実践報告がありました。1本めは八尾市立南高安小学校より、小学校1年生で実施された部落問題学習の公開授業の取り組みについて報告がなされ、低学年から人権学習を実践していくことの重要性について確認することができました。2本めは八尾市立八尾中学校より、じんけん作品を作成する上で、子どもたちが自分を見つめ、思いを綴り、自尊感情を高めていく取り組みについて報告がなされました。
 それぞれの報告に対して5~6人のグループに分かれて、もっと聞いてみたい点や自校に活かしたい点などを交流し、全体共有しました。

 また大阪府教育庁が作成している「人権教材集」の教材リストを用いた各校の活用事例についても交流しました。人権教育教材を効果的に活用している実践が紹介され、もっと話をしていたかったという意見が出るほど活発な意見交流になりました。人権教育教材集の効果的な活用については次年度の実践交流会でも協議できればと思っています。
 今回の実践交流会において学び合ったことを、今後の人権教育実践に役立てて、さらなる実践の充実を通して、子どもたちの、人権に関する知的理解ならびに人権感覚を高め、自他の人権を守ろうとする意識・意欲・態度、そして行動力を育ててまいります。

【参加者の感想より】(一部抜粋)
・グループの中での交流では、低学年の段階からどの学校でもこのような教材を使いながら部落問題学習を重ねていき、学校生活を始めとする子どもの暮らしと重ね、つなげながら、一緒になって子どもたちと考える人権学習の取り組みを推進していきたいと思いました。自分自身の立場でどう活かしていくかという部分については、この研修を通じて感じた「教材と子どもたちをどうつなげていくか」「そこで何を大切にしていくべきなのか」ということを、校内での情報共有の際に伝えていきたいと感じました。
・「何に出会わすか」を意図した環境づくりの大切さを感じました。「自分と向き合うきっかけづくりになる」という言葉が、一番心に残った言葉でした。小学校でも活用できること、意識できることがあったので参考にさせていただきます。
・じんけん作文に取り組みを通して、子どもたちが、自分なりに人権と向き合い、自分を表現していくことの大切さを感じました。とてもすてきな実践だと感じました。ぜひこの考えを自分の学校で広めたいと思いました。
・すてきな実践を聴くことができました。うわさを確かめずに広めてしまうことのこわさや、うわさをうのみにしないということは、差別や偏見に気づくために必要なことであるので、教材との出会わせ方や身に付けさせたい力を明らかにすることで、子どもたちに低学年のうちから違いを認め合える意識を芽生えさせらえるようになると感じました。



事例報告の様子(オンラインにて実施)

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八尾市教育委員会事務局人権教育課

電話: 072-924-9854

ファックス: 072-923-2934

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