3月分

あっという間に3月を迎えました。3月5日は二十四節気で「啓蟄(けいちつ)」といい、冬眠していた虫たちが目覚めて活動し始める頃であると言われています。実際には、一日の平均気温が10度を超えないと虫は活動しないそうです。まだまだ寒い日が続きます。皆さん、健康に気を付けて過ごしましょう。

ここで虫から離れて少し花について、その中でも特に「桜」について述べたいと思います。

本校の校庭にもたくさんの「桜」の木があります。最近は3月も中旬になればつぼみが大きくなり、やがてはちきれんばかりになって外に現れ、きれいな花を咲かせます。この花が『咲く』というのは、つぼみがふくらんで張り出し、破れて現れ、花を開かせるという意味です。そしてこのはちきれんばかりに張って、外に出てくる季節を《春(はる)（張る(はる)）》と呼んだわけです。

「桜」は、『サク(咲く)』からきた言葉だといわれており、春の花の代表として、一年の待ちに待ったはじまりの気持ちを込めて、「桜」と名付けられたのだと思われます。もうすぐそんな春を迎えます。　花や虫さらに動物だけでなく、私たちも張り切って、はちきれんばかりのエネルギーを勉強に、運動に、そして毎日の生活の中で、発揮していきたいものです。

3月17日（金）はいよいよ令和4年度の6年生の卒業式です。小学校生活の後半約3年間をコロナ禍という本当に大変な時期であったにもかかわらず、明るく、元気に、とても仲良く毎日登校してくれて、そして心身ともにたくましく育ってくれた6年生に、心から「卒業おめでとう。」を伝えたいと思います。

最後になりましたが、先月(2月)の6日の全校朝礼で贈呈式を執り行い、曙川地域福祉委員会から大きくてとても素敵な本校創立150周年記念の横断幕をプレゼントしてもらいました。いよいよ150周年の年を迎えるという実感を、子どもたち一人一人が持ったように感じています。地域の皆様、本当にありがとうございました。

3月も曙川小学校をどうぞよろしくお願いいたします。

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