[2023年3月20日]
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犬や猫などの動物は人のように全身から汗を出すことができず、パンティング(あえぎ呼吸)によって
体に蓄積した熱を放出します。
そのため、人と比べて体の冷却に時間がかります。
気温が高い季節は特にペットの熱中症に注意しましょう。
初期・・・ハアハアという激しいあえぎ呼吸(パンティング)、大量のよだれ、目や歯肉などの粘膜充血 など
重症化すると・・・失神や筋肉の震え、嘔吐や下痢、全身のけいれん発作 など
熱中症は重症化すると死に至る恐れがあるため、直ちに応急処置をしましょう。
※ペットの体を冷やす際、氷や保冷剤などを用いて急激に冷やすと末梢の血管が急激に収縮し、温度の高い血液が各臓器に循環するため、臓器障害の可能性があります。常温の水などを用いましょう。
ペットの種類や年齢にあわせて、適切な熱中症対策を行いましょう。
高齢で認知機能が低下した犬や短頭種(犬ではパグ、フレンチブルドッグ、シーズーなど、猫ではヒマラヤン、ペルシャ、エキゾチックショートヘアなど)、興奮しやすい犬や活動的な犬は熱中症に陥りやすいため特に注意が必要です。
外気温が非常に高温になる季節は、ペットの飲み水も高温になることがあります。定期的に水を交換しましょう。
外が涼しくなってからお散歩する、お散歩の途中で必要に応じて水分補給するなどの対策を行いましょう。
閉め切った室内は高温になる可能性があります。換気や冷房機器を有効に活用しましょう。
また、冷房機器を使用する際は冷風がペットに直接当たらないようにしましょう。
閉め切った車内にペットを取り残さないようにしましょう。
八尾市健康福祉部保健衛生課(保健所)
電話: 072-994-6643
ファックス: 072-922-4965
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