[2023年12月27日]
ID:68051
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八尾市の就学前施設における特別支援教育・保育では、多様な子どもたちの課題に応じ、適切な援助や支援を行っています。また、障がいのあるなしにかかわらず、すべての子どもたちが共に育ち、支え合う集団づくりをめざしています。
特別支援教育・保育巡回指導
専門家による行動観察、支援の内容・方法に関する指導助言を受け、保育実践に活かしています。
特別支援教育・保育ゼミ
公立こども園の特別支援教育コーディネーター、各園の保育教諭や看護師の代表、八尾市立医療型児童発達支援センターの職員代表が集まり、特別支援教育・保育の質の向上をめざしています。
グループワークや施設の見学、園内研究会、講師を招聘しての研修会などを実施しています。
日 時 | 6月8日(木) 15:30~17:00 |
場 所 | 八尾市立青少年センター |
講 義 | 運動が苦手な子どもへの支援の視点について ~支援を考える際に参考にして頂きたい視点~ 八尾市立医療型児童発達支援センター 作業療法士 岸本 和也さん |
参加者 | 公立・私立の就学前施設より26名 |
内 容 | 子どもの不器用さを見取る3つのポイントに沿って、具体的な支援方法をお話いただきました。また、不器用さを改善することだけに着目するのではなく、日頃から複合的な遊びを心がけて、保育者自身も一緒に楽しむことが重要であるとのことでした。 また、事前の質問に対しても丁寧に回答していただき、参加者で共有することができました。明日からさっそくやってみよう、試してみたいとの意見もあり、実践につながる研修となりました。 |
日 時 | 7月7日(金) 15:30~17:00 |
場 所 | 八尾市立青少年センター |
講 義 | 乳幼児の言語発達及び口腔運動機能について 八尾市立医療型児童発達支援センター 言語聴覚士 奥野 真理子さん |
参加者 | 公立・私立の就学前施設より30名 |
内 容 | 言葉が出るようになるには、(1)意味の理解、(2)伝えたい気持ち、(3)口の動きの3つが揃ってこそであり、言葉に関するいろいろな活動を積み重ねて“理解できる言葉”を増やしていくことが重要であるとお話いただきました。 しっかりと咀嚼して飲み込むことが滑舌の感性につながっていくので、離乳食期から適切な一口量を感覚や視覚で知らせることが大切だと学びました。 『伝わって楽しい』という経験を通して、『言葉を使おう』という意欲に結び付くことも納得できましたとの感想もありました。 |
日 時 | 6月20日(月) 15:30~17:00 |
場 所 | 八尾市立青少年センター |
講 義 | 運動遊びを実施する際の配慮について ~子どもに合った運動遊びを選択するうえで参考にしていきたい視点~ 八尾市立医療型児童発達支援センター 作業療法士 岸本 和也さん |
参加者 | 公立・私立の就学前施設より38名 |
内 容 | 『運動発達の原則』や『感覚と運動発達の関係』についての説明のあと、運動遊びを具体的に紹介していただきました。また3つのキーワードとして『子どもの発達の姿をしっかりと捉え整理すること』『子どもの心の支えになること』『楽しく一緒に遊ぶこと』を挙げてお話しいただきました。 参加者からは「乳児期から幼児期までつながった発達の順序性などよくわかり、学びになった」「障がいのあるなしだけでなく、苦手なところを楽しく伸ばせていける遊びを取り入れていきたい」などの感想があり、保育実践につながる内容でした。 |
日 時 | 7月7日(木) 15:30~17:00 |
場 所 | 八尾市教育センター |
講 義 | 乳幼児のことばの発達 摂食機能について 八尾市立医療型児童発達支援センター 言語聴覚士 奥野 真理子さん |
参加者 | 公立・私立の就学前施設より35名 |
内 容 | 『ことば』は、“意味の理解” “コミュニケーション” “口の動き”の3つの要素からできているということをお話しいただきました。コップやスプーンを使って実際に試しながら、食事介助で大切にするポイントを学ぶことができました。また、映像を見ながら子どもの行動に合わせて、自分ならどんな言葉をかけるかについて意見交流も行いました。 参加者からは「子どもの一口量や咀嚼の仕方で発語につながることがわかったので、丁寧に見ていきたい」「子どもへの声のかけ方、丁寧に子どもに向き合うことの大切さを再確認できた」などの感想があり、自分の保育を振り返る機会にもなったようです。 |
八尾市教育委員会事務局教育センター
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