[2023年12月27日]
ID:68119
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紙に描いた『目』を持ってアクトランドの森へ行き、木の幹や葉っぱに貼り付けて『森の福笑い』をしたり、葉っぱや竹、草花の茎などでしゃぼん玉遊びをしたりしました。当日はあいにくの雨でしたが、子どもに戻り、身近な自然物を使ってできる遊びを体験しました。自然物に親しみをもち、自然に触れる活動や遊びを実践に取り入れていきたいと感じたようでした。
保育の中で素敵だな(楽しんでいる、工夫しているなど)と思う写真を持ち寄り、自分の保育を語り合いました。好きな遊びがなぜ大切なのか、好きな遊びで育つことは何なのか、好きな遊びを充実させるためにはどのような保育者の専門性が必要かなどについて学びました。子どものいい所を見つけること、保育者自身が保育を楽しむことの大切さを感じたようでした。
幼児教育は、一方的に教え込むことではなく、子どもなりに考えて表現することが大事であるということから、保育者が「上手だね」と声をかけると、上手にしないといけないと思ってしまうので、「○○をいっぱい描いたね」「○○色をたくさん使って塗れたね」など子どもの表現を具体的に褒めることで、子どもの意欲にもつながるということを学びました。後半は、【かく遊び】としてスマホの写真遊び、【色水遊び】、空き箱などを使った【つくる造形遊び】などの実践を行いました。即保育実践にいかせるような内容の実技研修であり、保育者も楽しいと感じることで、子どもも造形や表現が楽しめると感じたようでした。
子どもの健康や発達の特徴、子どもの健康状態の見方、便秘の定義や原因と対策などについてお話いただきました。後半は、便秘や睡眠について他職種、他校種のメンバーでグループワークを行いました。保護者の健康が子どもの幸せのためには大切なので、保護者に寄り添った支援も必要だと感じたようでした。
現在の子どもの置かれている状況の話では、参加者がうなずく場面も多く、共感しながら講義を受けていました。また、「甘えさせてダメになることはない」「思いをわかってくれる存在」「子どもも大人も笑顔で過ごす」などのキーワードを押さえながら、一人ひとりの子どもたちに丁寧にかかわることが自尊感情や生きる力を育てることにつながることを、お話いただきました。愛着関係の大切さ、一人ひとりの心を満たすことができるように丁寧に保育をしていくことの大切さを改めて感じたようでした。
障がいの特性を踏まえて、どんなことに困難さを感じているかを具体的にお話いただき、その特性に応じたアプローチの考え方を学びました。その中で、「みんなと同じようにさせるのではなく、その児童の現状から一歩上の目標を立て、少しでも生きやすくなる手立てとすること」や、「他児の中に入れるのではなく、他児を巻き込むことで、友だち関係にもつなげていくこと」など、実践につながるワードが多くありました。
咀嚼の効用、子どもの食べる機能の発達に合わせた支援、食べ方の問題に対する対処方法などについてお話いただきました。また動画により、子どもの咀嚼をスローモーションで見たり、乳児の食事、水分摂取での段階的な口の動きを確認したりして、子どもの姿を見取る目安について学びました。食事の際の子どもへのかかわり方を見直し、食べている様子を観察して一人ひとりに合った援助を行うことが大切だと感じたようでした。
「安心の場」をつくるための「安心の3つの約束」として、(1)うなずこう(傾聴)(2)ひみつは守ろう(信頼)(3)パスOK!(尊重)というお話をしていただきました。わたしメッセージで伝えること、一人ひとり違っていて当たり前であること、大人の思い込みできめつけてはいけないことなど心に残るキーワードもたくさんありました。また、「いま、どんなきもち?」のワークでは、人それぞれ感じ方や捉え方が違うことをあらためて感じる機会となりました。
就学前教育の現状・背景についてや、要領や指針に記載されている「教育及び保育の基本」「資質・能力」などについて分かりやすくお話いただきました。また、遊びの中でのプロセスをどう発信していくか、環境とかかわりながらの育ちをくみとること、記録をつける意味や、保育の可視化と発信する際に大切にするポイントなどを学びました。
インクルーシブ教育・保育の実践者になるためには、保育者が学び合う事が大切であり、子どもの特性や困り感を把握し、職場で共有し、チームで支援の手立てを考えることについてお話いただきました。後半は、保育KI活動という手法でインクルーシブな学級づくりに向けて、課題や困り感、望ましい状況、手立てなどについてグループワークを行いました。
「今の子育て事情」として保護者支援を進める上での現状と課題についてお話いただきました。また、頑張って子育てをしている保護者を認め、保護者の自己肯定感を高めていく支援を行うこと、人と繋がる心地よさ・安心感を実感してもらうことが支援を進めるうえで必要であること、などを学びました。保護者にとっても園が安心でき、いつでも相談できる場所になることが協同子育ての一歩であると感じることができたようでした。
集団づくりについて、4歳児の保育実践事例をもとにどういうアプローチを行っていくかについてお話いただきました。この年齢はこうあるべきを押しつけないこと、目の前にいる子どもたちに必要なことは何かを考えること、友だちから頼られる・必要とされる経験を大事にすることなどを学びました。また、子どもとの関係づくりの課題や保育で気を付けていることについてグループワークを行いました。
子どもの見方、声のかけ方、また保護者への対応の仕方など、事例を交えてお話いただきました。講義の中にはたくさんのキーワードがあり、実践にも役立つ内容でした。「いじめのないクラス」ではなく「いじめが潜在しないクラス」づくりをめざし、小さな芽も見逃さず、見つけて改善、予防していく大切さを学びました。
若手の保育者に対して、一つ指導をするのに二つ褒めることを言う、いわばサンドイッチ方式で伝えるようにすること、コアクオリティを見つけ、その人の強みを伸ばす育成を考えること、など人材育成をするうえで基本となることを学びました。また、ネガティブに感じた事をリフレーミングするワークや、コアクオリティを出し合うグループワークなども行いました。ミドルリーダーとしての役割について再確認する機会になったようでした。
記録をとる目的、とり方、とる方法などを丁寧に、そして、具体的な例を挙げてお話いただきました。真っ白な気持ちで事実からありのままで見ること、「おもしろい」と感じたことや良いところを記録すること、考察の中に感動したことを含めることなどを学びました。そして、講義で学んだことをもとに記録をとる実践を行い、グループで交流をしました。
講義では、乳幼児期の発達を支える2つのキーワード「運動コントロール能力」「感覚」を挙げて、スキャモンの発育曲線、感覚の種類、感覚統合などについてお話いただきました。実技では、タオルを使った遊びや、苦手意識があってもみんなで「できた!」と感じられる遊びの工夫を実際に体験しました。中には友だちの輪が広がりそうな遊びもたくさんあり、参加者も自然と笑顔になり楽しみながら学ぶことができました。
子育て支援としての「社会資源」にはフォーマルとインフォーマルがあること、それらのメリット・デメリット、その社会資源が八尾市ではどこが担っているのかについてもお話いただきました。また、事例を用いてのワークも行い、自分なりに考えたり、グループで意見交流をしたりすることで、自身の考え方が広がり、支援者(保育者)としてできることは何かを再確認し、考え直すことにつながる研修でした。
「指導案をつくるのが苦手です」「子どもと遊ぶことは好きですが、指導案作成するのはあまり得意ではありません」など現場からの声を拾い、企画した研修でした。仮説の指導案を基にグループワークを通して、どのような手立てや環境構成、指導方法があるのかを話し合い、大切にしたいポイントを考えました。最後には、子どもの姿に応じた柔軟な援助や環境構成の考え方を知り、保育内容の幅がさらに広がるように、幼児教育アドバイザーが考えた見取りも伝えていました。明日からの保育に活かせる研修となりました。
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