[2023年10月16日]
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「今年度、曙川小学校は150周年イベントとしてホタルの夕べを開催します。」
数年の年月をかけて、ビオトープを作り、蛍を飼育し、産卵を成功させ、曙川小学校の蛍が誕生して4年目。コロナも第5類となり、正式にイベントとして蛍の鑑賞会を実施することになりました。
学校教職員は、蛍が飛び立つ瞬間を確認するため、夜間にビオトープの様子を観察してくれていました。PTAや地域の方々も蛍がいつ飛んでも対応ができるように5月から当番制で役割分担をしてくれていました。子どもたちは、関係者たちにハガキを書き、ホームページで開催日時をお知らせすると伝えていました。
しかし、5月のゴールデンウィークが明けても蛍が飛ばない。5月が終わろうとしているときにもまだ蛍が飛ばない・・・。幼虫が前年度に確認されて、地中に潜り、さなぎになっている間は、蛍の状況はまったく分かりません。
「もしかしたら今年度は蛍が飛ばないのでは・・・?」
そんな声も出始めていた時
「蛍、飛びましたー!!」
5月31日(水)の夜間に学校教職員から連絡がありました!ついにその時が来たのです。
6月1日(木)に学校職員で打ち合わせをして、「ホタルの夕べ」の開催日時を決定し、曙川公園にチラシを掲示して、ホームページで周知して、一気に開催に向けて動き始めました。
6月2日は警報級の大雨。週明け6月5日は土曜参観代休日。実施日は6月6日(火)~8日(木)の3日間となりました。しかし、梅雨の時期なので週間天気予報は雨だらけ。きっと、どこかは晴れるはず!という願い通り、6月7日(水)、ついに「ホタルの夕べ」を開催することができました。
保護者の方と子どもたち、地域の方々だけでなく、卒業生や蛍プロジェクトに関わってくれた人たち、教育長を始め教育委員会からも蛍を見に来ていただき、700人以上の人が学校に集まりました。多くの人たちの応援と協力によって今年度も蛍が無事、曙川小学校に誕生したこと大変嬉しく思いました。蛍の光は儚いかもしれませんが、その光を見るに至るまでには本当に力強い協力があったのです。
八尾市立曙川小学校 校長 坂本 篤史
八尾市 (小・中学校、義務教育学校)曙川小学校
電話: 072-992-3331
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