[2024年2月20日]
ID:73096
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1学期。4月の始業式の日に、「あいさつをしっかりしよう。」という話をしました。あれから、月日がたちました。今でも恥ずかしそうに挨拶をする子はいますが、素敵な挨拶が学校内でよく聞かれるようになりました。来客の方にも「挨拶がよくできる子たちですね。」と言われることも増えました。
私が、素敵だなと感じた子どもたちの挨拶をいくつか紹介します。
・目を合わせて「おはようございます。」と言う子。
・笑顔で「おはようございます。」と言う子。
・「おはようございます。今日もいい天気ですね。」と一言付け加える子。
・遠くからでも、めちゃめちゃ大きい声で「おはようございます!」と言う子。
・頭を下げて会釈しながら「おはようございます。」と言う子。
・ハイタッチをして楽しそうに「おはようございます。」と挨拶をして行く子。
・一度立ち止まって丁寧に「おはようございます。」と言う子。
・「いつもありがとうございます。」という感謝の言葉を言って帰っていく子。
・「また明日~!」と手を振りながら帰っていく子。
などなど、その子の心が伝わってくるような挨拶がたくさんありました。本当に嬉しいことです。
実は、3学期の始業式の日、前向きでポジティブな話をしたかったのですが、あの時の気分としては、能登半島地震に触れずにはいられませんでした。
「地震のことを思うと辛い。だからこそ、今こうして始業式を迎えることができていることに感謝したい。今を生きている自分たちは、今日を少しでも素敵な日にしていくべきです。3学期はあっという間です。素晴らしい日々にしましょう。」
というようなことを話しました。
一人の人間には、起きる事象を選ぶ力はありません。でも、起きた事象にどう反応するかは自分で選ぶことができます。子どもたちは、「元気に、楽しく、素敵になる!」という選択をする天才かもしれません。あの日も、子どもたちの素敵な挨拶によって、たくさんの元気をもらいました。日常のありがたさを噛み締めました。
八尾市立曙川小学校 校長 坂本 篤史
八尾市 (小・中学校、義務教育学校)曙川小学校
電話: 072-992-3331
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