友好都市嘉定区 概要
中華人民共和国上海市嘉定区
友好都市提携日
1986年9月13日
嘉定区との交流
昭和53年8月北京市において「平和友好条約」が締結され、日中両国民の友好往来と全国の自治体における友好都市関係が活発化しました。
八尾市においても、昭和54年に市民からなる訪中団が結成され、歴史、文化のつながりが深い中国との友好交流が始まりました。
昭和57年4月、上海市人民政府から大阪府を通じて上海市嘉定県(現在の嘉定区)を紹介され、「八尾市民各界友好訪中団」を結成して訪中し、八尾市民と嘉定県民の市民の交流が始まりました。
昭和61年9月13日、李宝林県長を団長とする「嘉定県友好代表団」が来市し、八尾市議場において、山脇市長と李宝林県長が「友好協力議定書」に調印を行い、両市県の正式交流が始まりました。
以来、両市区の友好関係の絆をより一層深めるために、青少年や代表者の派遣・受入を行っています。
また、受入に際して、八尾市日本中国友好協会と協力し、多くの市民が交流できる取り組みを行っています。
中華人民共和国上海市嘉定区
- 人口:約156.8万人(2015年末)
- 面積:464平方キロメートル
- 八尾市以外の友好都市:ハウラキ市(ニュージーランド)/ヴォルフスブルク市(ドイツ)
嘉定区ってこんなまち
上海市嘉定区は上海市の西北34km、長江(揚子江)の三角州に位置する江南古都の一つです。地形は平坦で、区内をいくつもの川が交差して流れています。区内には歴史的旧跡が数多く保存されており、近年、新興観光都市としても急速な発展を遂げています。
嘉定区は、中国政府直轄市の上海市に18ある区のひとつですが、以前は、嘉定県として江蘇省に属していました。1958年に上海市に編入され、1959年より上海市の「科学衛星都市」として建設が始まり、1992年10月11日に国務院の許可を得て県から区へと昇級しました。
区の中心部には、古くからの住居様式である「江南風住宅」が残されているところもあり、長い歴史の中で培われてきた町並みを守るため「嘉定城老街保留区」が設定され、独特の風貌を十分反映した町並みを保全する措置が採られています。
現在では、多くの科学技術の研究所、大学、工場、高層ビル等が区の中心部に立地しています。さらに高層住宅を中心とした新しい居住区が計画的に建設され、豊かな街路樹の緑に囲まれた新しい市街地が形成されつつあります。
また、区内に、約20万人もの観客収容人数を誇る上海国際サーキット場が2004年に開設され、F1中国グランプリなどが行われています。

2004年に開設された上海国際サーキット場は、上海の「上」の文字をイメージして作られた難易度の高いコースとなっており、総面積5.3k平方メートル、コース全長5.49km、観客収容人数約20万人で、アジア最大級のサーキット場。世界最高峰の自動車レースの1つであるF1グランプリが開催される。

南宋嘉定10年(1219年)に創建される。廟内には古風で素朴な櫺星門(れいせいもん)、はん池と言われる美しい河と古い橋、精美な石の彫刻や石碑の数々、枝をくねくねと伸ばしたコノテガシワの古木、さらに古代学府の明倫堂と孔子を祭った大成殿がある。ここは上海市レベルの文化財指定で、現在は嘉定博物館として公開されている。中でも科挙文物陳列室は、隋、唐以来中国一千年に渡る科挙制度の歴史を詳しく説明しており、特に興味深いところである。

孔廟(こうびょう)に隣接する匯龍潭は明代のもので400年以上の歴史をもつ。
公園内には宋、元、明、清朝時代の石亭、石塔、石碑などの文物や遭跡が集められている。池の中には「応奎山(おうけいざん)」という小島が浮かび、魁星閣(かくせいかく)と孔廟は互いに引き立てあって一層美しい。公園全体は古風ですっきりとした美しさにあふれ、静かな中に趣がある。

八尾市と嘉定区との友好を記念した「友誼苑」の碑(嘉定区)

中華人民共和国上海市嘉定区の地図
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