令和5年度 史跡由義寺跡シンポジウムを開催しました

ページID1011333  更新日 令和7年1月30日

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12月17日(日曜)史跡由義寺跡シンポジウムを開催

シンポジウムの内容

シンポジウムの前半は、観光・文化財課職員による発掘調査成果の報告、そして、奈良文化財研究所の箱崎和久先生と考古イラストレーターの早川和子先生によるご講演をいただきました。後半は、曙川東小学校区まちづくり協議会の方にご参加いただき、講演者の皆様とパネルディスカッションを行いました。

箱崎先生のご講演

塔基壇の下層で見つかった基壇建物(塔)が完成していたと仮定し、由義寺塔へどのようにして建て替えが行われたかを、東アジアの塔の事例や日本の現存する塔の上部構造から検討され、理論上、建て替えは可能であると指摘されました。

早川先生のご講演

これまで携わってこられた復元画について、制作のエピソードを交えながら詳しくご説明されました。復元画のスケールとして絵画のほとんどに人物を登場させるなど、作品制作における裏話がお聞きできました。

パネルディスカッションについて

由義寺塔の将来像について議論しました。塔基壇の整備方法については、七重塔の大きさが体感できるような工夫をすること、周知方法については、教育の場のみならず、一般の方も親しみが持てるように努めること、などの意見がありました。
当日の資料のうち、史跡由義寺跡の発掘調査成果については、下記からダウンロードできます(転載はご遠慮ください)。

写真:シンポジウムの様子1
市職員による発掘調査成果の報告
写真:シンポジウムの様2
箱崎先生の講演風景
写真:シンポジウムの様子3
早川先生の講演風景
写真:シンポジウムの様子
パネルディスカッションの様子

報告資料(転載不可)

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