施設・活動見学会を7月7日に開催しました!
施設活動見学会の概要
令和7(2025)年7月7日、八尾市立北山本小学校で、次年度の入学を検討されている保護者にむけて、学校の取り組みを紹介するための施設・活動見学会を開催しました。
開会時の八尾市教育委員会事務局 学校教育推進課長と八尾市立北山本小学校長による挨拶ののち、
- 北山本小学校の特色ある取り組みの紹介
- 学校の施設(普通教室や特別教室、体育館、図書室、多目的ホールなど)と授業の様子の見学
- 放課後活動(英語・サッカー教室)の見学を実施しました。
八尾市の教育委員や事務局職員も多数来校し、学校と八尾市教育委員会がともに力をあわせて、魅力の紹介につとめ、次年度は多くの子どもたちをお迎えできるようにと取り組みました。
当日説明資料
当日説明したものと同じ内容の資料です。
学校教育推進課長挨拶の概要
この度は、本活動見学会にご参加いただきありがとうございます。北山本小学校は令和5年4月より小規模特認校となり、市内のどこからでも通える学校になり、プロの指導による体育授業や理科の実験、放課後のスポーツ教室、語学教室の開催等、様々な人との出会いと多様な体験活動から豊かな人間性を育む取り組みを進めていただいております。
本日はせっかくの機会ですので、北山本小学校の授業の様子や施設を見学していただき、不明な点などがあればお聞きいただいて、お子さまの小学校入学に向けて、学校を選択する検討材料の一つとしていただければと思います。
本日ご参加いただきました皆様には、子どもたちの様子等もじっくりと見ていただき、1人でも多くのお子さまが入学していただけたら大変うれしいです。
それでは、本日はどうぞよろしくお願いいたします。
校長挨拶の概要
本校は、昭和31年に開校し、現在児童数133人、全学年1学級となっておりまして、令和5年4月からは、小規模特認校として、新たな歩みを進めています。
本日は、低学年の内容を中心にということですが、まずは、本校の特色のある取り組みをスライドもまじえて説明させていただきたいと思っています。
みなさんにおかれては、すでにホームページやリーフレットなど、本校の取り組みもご覧いただいているとは思いますが、せっかくの機会ですので、お手元配布の資料なども参考にしていただきながら、これまでの取り組みや今年度の取り組みを説明させていただき、施設や授業の様子、放課後教室などをご覧いただくことで、より詳しく紹介できたらと思っておりますので、よろしくお願いします。
のちほど説明させていただきますが、とりわけ、本校では、八尾市内のほかの小学校をはじめ、同じ小規模特認校である桂小学校や高安小中学校でも行っていない、ここだけの特色ある取り組みとしまして、理科のおもしろ実験をはじめとした教科での外部講師や専門家の活用、放課後の無償の6つの教室の開設、またスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの配置充実などを展開しています。そのあたりをぜひ担当からの説明でお聞きいただけたらと思います。
また、説明のあと、施設と子どもたちの授業の様子、また休憩をはさみまして、特認校予算を活用して無償で実施しています6つの放課後活動のうち、英語教室やサッカー教室での1・2年生の取り組みの様子を、本日は見ていただきたいと思っております。
今年は、特に月曜のサッカーと金曜のバスケットボール教室が抽選となるほど、大人気でしたが、これらの6つの教室では、民間の専門の講師をお招きしており、子どもたちは楽しく学んでいます。
残念ながら、本日は、猛暑で屋外での活動ができませんので、サッカー教室につきましては、体育館に変更となっております。あらかじめご承知おきください。
では、引き続きまして、担当より、取り組みの紹介等をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。
小規模特認校コーディネーターによる紹介
では、本校の特色と取り組みを3点ほど、ご紹介させていただきます。
まず、1点目は、本校を含む桂中学校区で取り組む教科「人権みらい探究科」についてです。
子どもたちが大人になり社会で活躍する時代は、今以上にグローバル化が進み、他者を大切にする、多様な考え方が出来るなど、豊かな人権感覚が求められます。
本校でも、外部人材を積極的に活用し、様々な人権課題、ジェンダー、SDGs等子どもたちが豊かな人権感覚を身につけ、将来について考える力を養っております。
「人権みらい探究科」をより充実するため、様々なジャンルの講師をお招きする一方、二学期は、全校でのキッザニア甲子園での体験遠足の開催、修学旅行などの宿泊行事でのオプションの体験の追加など、各学年での取り組みも充実しています。
2点目は、多文化共生教育・日本語指導の充実です。
現在、本校には、中国など世界にルーツをもつ児童が多数在籍しており、日本語指導の充実に努めるとともに、専門家やゲストティーチャーを迎えた授業、多文化理解に重点を置いた体験活動、発表の場を通じて、子どもたちの探究心や表現力を養っています。
また、2つの民族クラブも毎週放課後に低学年は6限目に、高学年は7限目の時間に開催するなど、多文化共生をめざした教育活動に力を入れています。
昨年度本校の6年生が地域の方や中学生の前で自分たちが学んだことを発表した様子の一部ご紹介いたします。
(映像紹介)
児童が主体となって、6年間の学びを発信することができました。
3点目は、5年度から始まりました「特色ある学習・スポーツ活動」です。
まず、教科での学習ですが、理科や体育での専門家をお招きして、教員と一緒になって指導しています。
理科につきましては、先日も大阪教育大学から専門の先生をお呼びして、理科のおもしろ実験を行い、楽しみながら学ぶことができ、子どもたちは大喜びでした。
体育の学習では、専門の指導員をお呼びして、本校の教員とともに、マット運動や鉄棒、走り方などを指導しました。専門家と連携し、とても丁寧に手厚い指導ができました。
水泳学習では、6年度より、同じく小規模特認校である桂小学校と同様に、近鉄八尾駅近くのコスパ八尾まで貸切バスに乗り、計6回、本校の教員とコスパのコーチが一緒になり、きめ細かく指導しています。指導の結果ですが、5年度に比べ、水泳の技能が飛躍的に向上する結果につながりました。
一方、放課後におきましても、特認校として、5年度より放課後に、無償で数々な教室を開催しています。この数の教室を無償で開催しているのは、本校だけの取り組みとなっています。
具体的には、英語・中国語・サッカー・バスケ・絵画の各教室を、学校の施設を活用し、それぞれ専門の民間の指導員をお呼びし、無償で開催しています。
あわせて、放課後の学習支援やさきほどの民族クラブの取り組みのほか、毎日、放課後の取り組みを用意しております。
絵画やサッカー、バスケットボール教室につきましては、人気も高く、今年は特に定員を超えるなど、連日、たくさんの子どもたちが楽しく参加しています。
以上、3点の取り組みに加えまして、漢検の全学年での無償実施といった学力向上の取り組みも行っています。昨年度は、全校児童の87.5%の児童が希望の級に合格しています。
また、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーの配置も他校に比べて充実させるなど、児童や保護者への支援を拡充しています。
なお、これらの取り組みにつきましては、本日配布の小規模特認校だよりで、隔週でお知らせし、あわせてホームページにも掲載しています。今後も発行してまいりますので、ぜひご覧ください。
少し長くなりましたが、本日は、このあと、授業の様子や放課後教室を見学していただきます。ただ、本日は時間も限られており、本校の特色を十分知っていただくことは難しいかもしれません。
特認校だよりでは、さらに詳しく掲載していますが、何か不明な点等ございましたら、八尾市教育委員会の担当を通じてご質問いただければと思いますので、お気軽にお問い合わせください。
では、以上で本校の取り組みの紹介とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
最後に~教育委員会事務局より
最後に、教育委員会事務局より、小規模特認校である北山本小学校にご入学いただくにあたり、3点の留意事項の説明がありました。
・北山本小学校の教育活動などにご理解とご協力をお願いいたします。
・児童生徒の通学については、保護者の責任のもとで、安全確保をお願いいたします。なお、遠方からの通学にあたっては、公共交通機関の利用による通学や、自家用車による送迎も認めさせていただきます。また、令和8年度より、小学5年生以上の児童生徒につきまして、自転車での通学を八尾市教育委員会との協議の上、安全性が認められれば通学可能とさせていただきます。
・原則として、卒業までの間、通学していただき、卒業後は、接続する桂中学校へ入学していただくこととなります。
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このページに関するお問い合わせ
(小・中学校、義務教育学校) 北山本小学校
〒581-0842大阪府八尾市福万寺町2-1
電話番号:072-922-2490 ファクス番号:072-997-2360
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