救急の仕事

ページID1001972  更新日 令和7年1月30日

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救急活動

イラスト:救急車
救急車出場

急に病気になった人やケガをした人の所へ救急車でかけつけ、手当てをして病院へ行きます。当市では6隊(本署救急隊・山本救急隊・栄町救急隊・高安救急隊・亀井救急隊・志紀救急隊)が対応しています。

イラスト:病院に搬送する様子
搬送

救急救命士とは

生命の危機に陥った人に対して救急救命処置(特定行為)を行うことができる資格です。

写真:腕章
救急救命士の腕章

救急救命処置(特定行為)

心肺停止状態(CPA)の傷病者に対して行う救急救命士による救急救命処置のことを特定行為といいます。特定行為を行う際にはオンラインメディカルコントロールにより、指導医またはメディカルコントロール医師(MC医)の指示を得なければなりません。

※メディカルコントロールとは、救急現場から病院などの医療機関へ救急患者を搬送するまでの間、救急救命士や救急隊員が行なう応急処置などを医学的な視点・観点から、その質を医師が保障すること。

  • 静脈路確保
    乳酸リンゲル液を用いた静脈路確保のための輸液
  • 器具を用いた気道確保
    • 食道閉鎖式エアウェイまたはラリンゲアルマスクを用いた気道確保
    • 該当行為認定取得者による気管挿管(2004年より)
  • 薬剤投与
    「薬剤投与認定」取得者によるアドレナリン(エピネフリン)投与(2006年より)
  • 半自動除細動器による除細動
    従来は医師の具体的指示が必要だったが、2003年の法改正により包括的指示で可能となった。
  • 心肺機能停止前の静脈路確保と輸液
    2014年法改正
  • 血糖測定と低血糖発作症例へのブドウ糖溶液の投与
    2014年法改正

シミュレーション訓練

日ごろからどのような事例にも対応できるよう、シミュレーション人形や救急資機材を使用して訓練しています。

写真:連携訓練の様子1

連携訓練

心肺停止の重症患者の場合、消火隊と救急隊で連携し活動します。
これをPA連携という。PはポンプでAはアンビュランス(救急車)です。


写真:連携訓練の様子2

連携訓練2

講習

消防職員が事業所や学校などにシミュレーション人形や救急資機材を持って行き講習を行います。

詳しくは八尾市ホームページの消防本部(消防署)から「普通救命講習1・2・3」「応急手当訓練」をご覧下さい。

救命技術の研究

各種講習への参加

JPTEC(ジェイピーテック)

JPTEC(Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care):病院前外傷教育プログラム
交通事故や労働災害などで、大怪我をした傷病者に対して行う専門的な処置を勉強するコースのことです。

ACLS(エーシーエルエス)

ACLS(Advanced Cardiovascular Life Support):二次救命処置
病院内で医師により心肺停止の傷病者に対して行う救命処置を勉強するコースです。

PCEC/PSLS(ピーシーイーシー/ピーエスエルエス)

  • PCEC(Prehospital Coma Evaluation and Care):意識障害病院前救護
  • PSLS(Prehospital Stroke Life Support):脳卒中病院前救護

突然の意識障害や脳卒中の傷病者に対して行う専門的な処置を勉強するコースです。

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消防本部 救急課
〒581-0017大阪府八尾市高美町5-3-4
電話番号:072-992-2975 ファクス番号:072-992-2281
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