[2009年4月1日]
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その昔、この地に一羽のウグイスが住んでいました。その声はたいへん美しく、不思議なことに、このウグイスには尾羽根が八枚ありました。このことが評判になり、やがて誰からともなくこのウグイスが止まる木を「八尾木」と呼ぶようになり、いつしかこの村を『八尾』と呼ぶようになったといわれています。
そのほか、八尾の地には大昔、弓や矢を生産する部族が多く集まっていて、出来上がった矢を背に負い運ぶことが多かったことから、「矢負い」が「矢尾」になり、『八尾』になったといういわれや、旧大和川がこの地を流れていて、洪水を防ぐ堤を作る際に数えきれないほど「八百」(たくさんの意)の杭を打ったことから転じて『八尾』になったといういわれがあります。
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