[2020年4月13日]
ID:49679
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
八尾市では、毎年、「個性豊かな住環境づくり事業 展示会」として、住宅に関する展示を
市民ロビーで行っております
ここ数年、全国各地で大雨や台風による大規模な水害が発生しています。八尾市でもかつては水害が多発していました。近年、市内では河川の治水工事が進み大規模な洪水は減りましたが、過去を遡ると水害の多発した地形は昔から変わりません。周辺で過去最大の治水工事と考えられるのは、315年前に行われた大和川の付替えではないでしょうか。現在の柏原市から堺市を経て、大阪湾へ流れる大和川は付替えられた川です。
付替により旧河川の風景が一変しました。大河の跡の高台が新田開発の後、約250mの帯状の綿畑に変わり、綿畑の周辺には水田が広がっていました。
時代を経て変わっていく大和川付替後の様子を明治の地図や、昭和に入ってからの航空写真などから移り変わりをみていきます。八尾市と大和川の付替えは、治水対策工事という側面だけでなく産業の発展ということにも大きく関与していることが時代の移り変わりをみていくことでよくわかると思います。
そして新しい令和の時代を迎え、異常気象等による想定を超えるような災害の発生もある中で、どのように八尾のまちをつくっていくのか考える機会にしていただきたいと思います。
展示風景
八尾市役所本館1階 市民ロビー
令和2年2月3日(月)から令和2年2月14日(金) 土日祝除く
午前9時00分から午後5時00分
八尾市建築部住宅政策課
特定非営利活動法人 八尾すまいまちづくり研究会
個性豊かな住環境づくり事業関連展示 「令和の八尾 変わりゆく八尾のまち(大和川付替編)」
展示内容の詳しい解説講座として、令和2年2月9日(日)の午後1時から午後3時まで、市役所本館8階 第2委員会室において展示解説講座も実施しました。当日は30名程度の市民の方々にご参加いただけました。
講座風景
講座後、市民ロビーに移動して解説
八尾市建築部住宅政策課
電話: 072-924-3783
ファックス: 072-924-2301
電話番号のかけ間違いにご注意ください!