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誰ひとり取り残さない!八尾市版重層的支援体制整備事業

[2023年6月1日]

ID:68989

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八尾市は令和5年4月より本格実施

重層的支援体制整備事業とは

 高齢・障がい・こども・生活困窮などの分野ごとの支援では取りこぼしてしまうような制度の狭間のケースに向き合うため、各分野が手を取り合い、「重なり合って」支援することで、制度のすき間を埋める体制づくりです。
相談機関が重なり合って支援するため、課題や目標を共有しやすくなります。

 重層的支援体制整備事業では、8050問題・ひきこもり・介護と育児のダブルケア・ヤングケアラーような複雑化・複合化した課題や制度の狭間にある課題等を有する方及びその世帯に対して、支援関係機関や地域住民等の連携により課題の解決に資する支援が包括的に提供されるよう、相談支援体制の充実を図るものです。

 さらに、地域社会に参加しながら暮らし続けていけるよう、支援機関と関係団体等が連携して支援し、地域住民相互の交流を行う拠点の創出に取組み、「断らない相談支援」「参加支援」「地域づくりに向けた支援」を一体的に実施します。


出典:地域共生社会のポータルサイト(厚生労働省)

断らない相談支援とは

 既存の相談機関(地域包括支援センター、委託相談支援事業所、生活困窮自立支援事業の各相談窓口)の機能を最大限に活かしつつ、新たに福祉部門のマネジメント機関を設置し、相談機関の連携をさらに強化して「断らない相談支援体制」を確立させます。

 市役所には多くの窓口があり、簡単には解決できない課題の相談も多くありますが、それぞれの相談窓口が連携しながらより良いサポートができるような組織を作ります。

参考:相談支援体制の整備について(別ウインドウで開く)

 また社会や人との関わりを持つことが困難な人など、必要な支援が届きにくい人に対しては、こちらから出向いていくアウトリーチなどを通じた継続的支援を行い、必要な場合は、地域での見守り機能につなぐ支援をします。

 一度の訪問で終わるのではなく、その人に寄り添った支援をしていきます。

参加支援とは

 訪問支援などによる継続的な個別相談や見守り支援を通じて関係性を築く中で、地域や社会との関わりに意欲が出てきた人に対して、本人のニーズに合わせた社会参加に向けた支援を行います。
そのために、既存の福祉サービスや就労・生産活動の機会等の提供に向けた調整と、地域の関係団体や見守りの場といった地域の社会資源と対象者のつなぎなどを行います。

 地域や社会とのつながりは、人が生活するうえで非常に大切なものです。

地域づくりに向けた支援とは

 介護、障がい、こども、生活困窮の各分野ですでに実施している地域づくりに関する事業の取り組みを活かしつつ、いろんな世代や属性の人たちが交流できる場や居場所などの整備を行うための支援をします。
 
 さまざまな課題を抱えた人が、課題を抱えていても地域での生活が継続できるように、地域の場づくりや参加する機会を確保する仕組みづくりについて検討し、地域住民が交流できる拠点や居場所の開発を目指します。

出典:地域共生社会のポータルサイト(厚生労働省)

多くの機関が手を取り合い、地域のみなさまとともに、「誰ひとり取り残さない しあわせを感じる共生のまち」をめざしていきます。

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