[2023年9月19日]
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文化庁は、近年発掘調査が行われた中で特に注目された出土品を中心として、全国を巡回展示することにより、国民が埋蔵文化財に親しみ、その保護の重要性に関する理解を深めることを目的として「発掘された日本列島」展を開催しています。今回で第29回目(「発掘された日本列島2023」開催のお知らせ(別ウインドウで開く)・文化庁HP)となります。
今年度の「発掘された日本列島2023」展では、我がまちが誇る遺跡として「物部氏の足跡と幻の西京の面影」をテーマに、八尾市内の古墳時代から奈良時代にかけての物部氏ゆかりの遺跡の出土品が80点余り展示されます。
物部氏の居館跡と考えられている大型掘立柱建物群が見つかった久宝寺遺跡や、物部氏に関係の深い大型群集墳の高安千塚古墳群の造営にきっかけとなった郡川西塚古墳、巨大な塔基壇が見つかり、その存在が明らかになった弓削道鏡ゆかりの由義寺跡など、物部氏に関連する遺跡・出土品の最新の調査・研究成果を紹介します。
【会場および会期】
山梨県立考古博物館(別ウインドウで開く):令和5年9月16日(土)~10月29日(日) ※現在開催中
対馬博物館:令和5年11月11日(土)~令和6年1月8日(月・祝)
アフター発掘された日本列島2023展(平城宮いざない館):令和6年1月20日(土)~2月11日(日)
【展示される出土品の遺跡】
久宝寺遺跡・太田川遺跡・郡川西塚古墳・黒谷10号墳・黒谷13号墳・大石古墳・渋川廃寺・由義寺跡・東弓削遺跡
黒谷10号の副葬品:土器類
大石古墳の副葬品:装飾付須恵器
渋川廃寺出土の文字瓦
由義寺跡の塔に使われた建築資材:凝灰岩切石・鉄釘
八尾市魅力創造部観光・文化財課
電話: 072-924-8555
ファックス: 072-924-3995
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