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市販薬の過量摂取(いわゆるオーバードーズ)について

[2024年1月20日]

ID:71225

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1 市販薬の過量摂取(いわゆるオーバードーズ)とは?

 医薬品の過量摂取とは、薬を使うときの一回あたりの用量(dose)が過剰である(over)こと、または薬物の過量摂取に及ぶ行為のことをさしています。過量摂取することを、一般的に「オーバードーズ(Overdose)」(以下、オーバードーズ)と言われています。近年、この「オーバードーズ」が深刻化しています。
 
 医薬品は、安全に効果を発揮するために、用法や用量が決められています。市販薬の中には、用法・用量を守らずに過量摂取(オーバードーズ)すると、健康被害が起きたり、依存症になってやめられなくなる場合があります。

2 オーバードーズの背景

 「オーバードーズ」は、10代の若年者を中心に広がっており、高校生を対象としたある調査では、過去1年以内に市販薬を乱用した経験のある人の割合が約60人に1人という結果が得られました。

 背景には、いじめや虐待、親との関係の悪化、学校での孤立など、家庭や学校等で感じている「孤独感や強いストレス」があり、気分を変えるための手段として、「オーバードーズ」に走る傾向があるようです。

 市販薬の過量摂取により、眠気や疲労感がなくなったり、ふわふわした気分になったりすることがありますが、これらの効果は一時的であり、その後は逆に不快な気分になることから、先の乱用時と同じ効果を期待して、市販薬の過量摂取を繰り返してしまいます。

 過量摂取により亡くなってしまう事例が発生するなど、「オーバードーズ」は今や社会問題となっています。

3 一人で抱え込まずご相談ください。

薬剤師や登録販売者

 薬局やドラッグストアでは、薬剤師や登録販売者が、症状などを確認したり、薬の注意事項についての情報提供を行っています。
 薬剤師や登録販売者の説明をよく聞き、また添付文書をよく読んで、医薬品を正しく使いましょう。

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