[2023年11月29日]
ID:72174
文化庁は、地域の伝統行事(布団太鼓やだんじりを用いた祭礼等)の担い手や資金不足を克服するための取組を自ら行う団体等に対して、用具の修理・後継者養成など、地域の伝統行事等の基盤整備の支援をしています。
●地域文化財総合活用推進事業(地域伝統行事・民俗芸能等継承振興事業)の目的
日本各地には、多様で豊かな文化遺産が数多く存在し、これら文化遺産は、その地域に暮らす人々の心のよりどころとして、また、地域のコミュニティを形成するうえで極めて重要なものであり、確実に次世代に継承していくことが求められています。
しかし、人口減少や少子高齢化等の社会状況を背景とし、地域の礎である伝統行事や民俗芸能等は、担い手や資金の不足により、継承が危ぶまれています。
伝統行事等を次代に継承するためには、担い手や資金の不足の問題に対して、自主的な取組を通じて解決していく必要があります。そのため本事業では、担い手や資金の不足を克服するための取組を自ら行う団体等に対して、用具の修理・後継者養成など、地域の伝統行事等の基盤整備を支援するとともに、取組内容の促進・検証の支援や情報発信の取組を行うことで、持続可能な基盤形成を図り、地域活性化を推進することを目的としています。
●補助対象の事業
(1)用具等整備事業(布団太鼓・だんじりの修理等)
(2)後継者養成事業(地域の保存会会員の練習、会員の確保を目的とした取り組み等)
(3)記録作成・情報整備事業(伝統行事等の継承に用いるための記録映像の作成等)
●留意事項
※本補助金は、概ね戦前に始まった伝統行事等に関する事業が補助対象となります。
※地域の団体が直接申請することはできません。事前に「八尾歴史遺産活用実行委員会」に加入いただき、申請年度の調整が必要となります。詳しくは、観光・文化財課までお問い合わせください。
令和6年度募集案内
八尾市魅力創造部観光・文化財課
電話: 072-924-8555
ファックス: 072-924-3995
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