顕証寺(けんしょうじ)が府指定有形文化財(建造物)に
顕証寺(久宝寺四丁目)が府指定有形文化財(建造物)に指定
市指定有形文化財から府指定有形文化財(建造物)に
大阪府教育委員会は、平成31年1月23日(水曜)に大阪府文化財保護審議会を開催し、同審議会において顕証寺などを大阪府指定文化財の指定するよう答申がされました。
平成31年3月22日(金曜)、審議会の答申を受けた大阪府教育委員会より告示され、市指定有形文化財であった「顕証寺」が府指定有形文化財(建造物)に指定されました。
「顕証寺」とは
顕証寺は「久宝寺御坊(ごぼう)」とも言わている浄土真宗本願寺派の河内を代表する有力寺院です。
旧大和川流域の交通の要所として栄えたこの地域で明応(めいおう)年間(1492~1500)に本願寺第8世の蓮如上人(れんにょしょうにん)によって「西証寺(さいしょうじ)」として創建され、その後、その子蓮淳(れんじゅん)が「顕証寺」と改めて、天文の一向一揆(1532~1535)の戦いの中で被害を受けた堂塔(どうとう)の再建をすすめました。この頃に久宝寺寺内町が整備され、その後、発展したと考えられます。
現在の顕証寺に残る江戸時代中期に再建された本堂をはじめとする歴史的建造物群は、各時代の特徴をよく示す格調高いもので、大阪府を代表する御坊格寺院の姿をとどめていることから、大阪府指定文化財(建造物)として指定されました。
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