慢性閉塞性肺疾患(COPD)を正しく知ろう
COPDって何?
慢性閉塞性肺疾患(COPD:chronic obstructive pulmonary disease)とは、従来、”慢性気管支炎” や ”肺気腫”と呼ばれてきた肺の病気の総称です。喫煙は、COPDという呼吸器の病気を発症する原因になることが明らかになっています。
毎年11月の第三水曜日を世界COPDデーと定めており、世界各国でCOPDへの関心を高める活動を行っています。
COPDは、たばこの煙など有害物質の影響で肺胞に炎症をおこし、肺胞が固くなり、肺でのガス交換(酸素を吸って、二酸化炭素を吐く)ができなくなり、呼吸が苦しくなる病気です。
最大の原因は喫煙で、喫煙者の15~20%が発症し、70歳以上の6人に1人がCOPDと言われています。
症状
初期は多くの場合無症状で、咳や痰、坂道を上るなど軽い動作で息苦しさを感じる程度ですが、進行するとひどい息切れにより日常生活に支障を来すようになり、酸素吸入といった医療機器を使用しないと生活できない場合もあります。
また進行状態によっては呼吸不全や心不全にもつながる、命にかかわる病気です。
早めに医療機関を受診しましょう
喫煙しており、息切れや慢性的な咳や痰など気になる症状がある人は、早めにかかりつけ医や呼吸器内科を受診しましょう。
禁煙することで発症を予防し、進行を止めることもできます。
ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 健康推進課
〒581-0833大阪府八尾市旭ケ丘5-85-16
電話番号:072-993-8600 ファクス番号:072-996-1598
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。