そだちのねっこ ~乳幼児期の遊びより~
「そだちのねっこ」は、生涯の成長(育ち)の土台(根っこ)であり、幼児教育で繰り広げられている遊びの中の学びの芽、を意味しています。
「そだちのねっこ」とは・・・
子どもたちは、生活や遊びを通して、いろいろな経験を積み重ねていきます。0~5歳児、それぞれの発達段階に応じて繰り広げられる『遊び』から、子どもたちがどのように感じ、どのような学びの芽生えへとつながっていくかを『そだちのねっこエピソード』として、【教育センター所報】で発信しています。
子どもの「育ちの根っこ」の部分である幼児教育の奥深さ・楽しさを発信することで、乳幼児期の遊びの重要性を知らせていけたらと思います。また、子どもの発達や学びの連続性を確保するため、小学校教育との円滑な接続を図り、切れ目のない『育ち』へとつなげていきます。
乳幼児期の『遊び』とは・・・
就学前施設では「ただ遊ばせている」「遊んでばかり」と思われていませんか?
『乳幼児期の教育・保育』は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要な役割を担っています。
また、生活や遊びを通していろいろな経験をする中で、「できる」「できない」という結果だけにとらわれず、○○しようとするプロセス(過程)を大切にしています。そして、喜んだり、驚いたり、考えたり、試したりして発見する嬉しさや達成感にもつなげています。
子どもたちの姿や思いに寄り添いながら、温かい雰囲気の中、『遊び』を楽しめるようにしています。
幼児教育・保育で用いる『遊び』に含まれる要素とは?
- 『遊び』を通して学んでいることを読み取り、育ちへとつなげていきます。
- 育ってほしい子ども像に向かう中で、ねらいに即した計画的かつ柔軟な『遊び』の環境を整えています。
- 子どもたちの興味・関心に合わせた環境を工夫することで主体的に『遊べる』子どもを育てます。
- やりたいことが実現できる『遊び』を通して、意欲やもっと知りたい好奇心も育みます。
- 自分のやりたい『遊び』が盛り上がったり受け入れられたりすることで自信となり、自己肯定感にもつなげていきます。
幼児教育の奥深さ・楽しさは保育者のやりがい!
就学前教育・保育には、教科書のようなものはありません。子どもと保育者の思いがズレてしまうこともあり、保育者は日々、子どもたちの表情、仕草、言葉などをたよりに、悩み・試しを繰り返しながら保育実践を行っています。子どもの思いと合った『遊び』が盛り上がったり、笑顔で楽しむ姿を見たりすることは、保育者のやりがいを感じる瞬間でもあります。
教育センター所報掲載
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