4月「来るのが楽しい学校」をめざします!!

ページID1005098  更新日 令和7年1月30日

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先日、無事に入学式を挙行することができました。天候が心配されましたが、入学式の時には、雨もあがり新一年生をお祝いしているかのようでした。真新しいランドセルを背負った122名の新入生があらたに志紀小学校の仲間入りとなりました。また始業式では、ひと学年上がった子どもたちがお兄さんお姉さんになったようで大きく見えました。あらためまして保護者の皆様、お子様のご入学、ご進級、誠におめでとうございます。

さて、子どもたちには、新年度のスタートにあたり、次の目標を伝えました。

「来るのが楽しい!! (苦(くる)楽(たの)しい)学校」をめざしましょう!!

小学校では、学校の目的の一つは「みんなと一緒に楽しく学ぶこと」だと考えています。

特別支援の考え方でも「みんなと一緒に楽しいことをすること」を大切にされています。療育の方法で、みんなと一緒に楽しいことをすると、脳はよい刺激を受けて発達するそうです。「みんなと一緒に楽しいことをすること」とは、例えば山登りのような楽しさです。みんなで力を合わせて乗り越えた先にある楽しさのことをイメージしています。林間の時の林道を歩く活動もそうですね。あと運動会や音楽会。普段の授業にもみられると思います。

チームになった時に、自分の力以上のものや潜在能力が引き出され、仲間のために頑張ったり、一緒に頑張った時に能力が高まったりすることは経験上よくみられることだと思います。

そして、たいてい、みんなと一緒に楽しいことをする時には、苦しいことも伴っています。人間関係のトラブルが発生することも多々あります。そういった苦しさもセットで、楽しいと思える学校にしたいです。

そのために、子どもたちには、困難を乗り越える「勇者をめざして欲しい」と願っています。「心も体も元気」でチャレンジさせて「成長し続け」そして「人の役に立つ喜び」を感じる子どもたちであればいいなあと考えています。

ちなみに「苦(くる)楽(たの)しい」とは、作家の遠藤周作さんが使われた言葉(造語)です。小説を書くことを「苦(くる)楽(たの)しい」と表現されています。「苦(くる)楽(たの)しい」という表現を前向きの意味で使われていて素敵だなと思いました。大人も「苦(くる)楽(たの)しい」ことをしている時に、人はイキイキとするのではないかと思います。

中学校との連携も細やかに行い、教職員一同、健全な友だち関係づくりを基盤とした学校教育の推進に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解ご協力どうぞよろしくお願い申し上げます。

八尾市立志紀小学校 山下 卓也

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