八尾から奈良・西大寺へ 道鏡禅師像が西大寺に奉納されました

ページID1011572  更新日 令和7年1月30日

印刷大きな文字で印刷

道鏡禅師像の奉納・開眼法要が行われました!

みなさんは、八尾市出身の僧侶「弓削道鏡」をご存知でしょうか?
奈良時代の高僧で、看病や湯薬に詳しく、宮中に看病禅師として仕えていました。そこで、孝謙上皇(のちの称徳天皇)の病気を治したことから、大変な寵愛を受けるようになったそうです。

文献や史料が少なく、肖像も存在していないことから、後世では、称徳天皇の寵愛を受けていたことを理由に、『天皇に取り入って皇位を狙っていた』などと言われ、「悪僧」として語られてきました。しかし、最近では『実は、そのような「悪僧」ではなかったのでは?』とも言われ、イメージも変わってきています。

この度、40年前から、道鏡のイメージを変え、名誉を回復しようとさまざまな活動をされている「道鏡を知る会」のみなさんが、道鏡禅師の等身大の木像を製作し、奈良県の西大寺へ奉納、11月8日(日曜)に開眼法要が行われました。

奉納された道鏡禅師の彫像を製作したのは、奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」をデザインした、彫刻家の籔内佐斗司さん(東京藝術大学大学院教授)で、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんをイメージして作り上げたそうです。

籔内佐斗司さんからは、「道鏡を八尾のヒーローに!」というメッセージをいただきました。

写真:道鏡禅師像

写真:法要の様子

プロジェクトチームの関わり

  • 八尾市立歴史民俗資料館での展示の取材
  • 八尾市立歴史民俗資料館から西大寺へ、道鏡禅師像移送の取材
  • 「道鏡を知る会」への取材、連絡・調整
  • 法要に際し、「道鏡を知る会」及び西大寺との連絡・調整、準備・開催支援

ご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 やおプロモーション・万博推進プロジェクトチーム
〒581-0003大阪府八尾市本町1-1-1
電話番号:072-924-4002 ファクス番号:072-924-0135
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。