ギャンブル等依存症
ギャンブル等依存症とは、ギャンブル等にのめりこむことにより、日常生活や社会生活に支障が生じている状態のことです。
「本人の意志」や「性格」は関係なく、誰でも依存症になる可能性があります。
ギャンブル等についてこんなことはありませんか
ギャンブル等依存症かどうか自己診断ができるチェックリストです。
最近1年間のギャンブル経験であてはまるものがあるかどうか、チェックしてみてください。
- Limitless
ギャンブルをするときには予算や時間の制限を決めない、決めても守れない - Once again
ギャンブルに勝ったときに「次のギャンブルに使おう」と考える - Secret
ギャンブルをしたことを誰かに隠す - Take money back
ギャンブルに負けた時にすぐに取り返したいと思う
※4項目のうち、2項目以上があてはまる場合は、ギャンブル等依存症の危険度が高いと言われています。
出典
ギャンブル依存症自己診断ツール「LOST」
田中紀子、松本俊彦、森田展彰、木村智和、病的ギャンブラーとギャンブル愛好家とを峻別するものは何か
LINEアプリ・セルフスクリーニングテストを用いた病的ギャンブラーの臨床的特徴に関する研究
ギャンブル等とは
- パチンコ・パチスロ
- 競馬
- 競輪
- モーターボート競走
- オートレース
- オンラインカジノ など
ギャンブル等をしたくなった時の対処法について
日常生活の中には、ギャンブル等のことを考え始めてしまうきっかけ(「引き金」)は多く、全てを避けることは困難です。
そのため常日頃からギャンブル等をしなくて済む方法や、自分でできる工夫を考えてみることが重要です。
自分にあった方法をいくつか見つけておきましょう。
1.自分の行動を観察する
まずは、日ごろから、「どんなときにギャンブル等をしたくなるか」「ギャンブル等をしたかったのにも関わらず、実際にはギャンブル等をしなかった時はどんな時だったか」など、自分の行動について観察をしておきましょう。
2.代わりの行動を試してみる
ギャンブル等とは別のことを考えたり、別の映像を思い浮かべたりしてみましょう。
お気に入りのフラッシュカード(家族の写真等)を用意しておくことも有効です。
また、「好きな音楽を聴く」、「水を飲む」、「顔を洗う」などして、気分を切り替えることも、代わりの行動になります。
3.腹式呼吸・深呼吸
鼻から息を吸って、口から吐きます吸う時はおなかをふくらませ、吐く時にはお腹をへこませます。
吸う時間の倍くらいの時間をかけて吐きましょう。
難しければ、深呼吸でも大丈夫です。
4.誰かに相談する、話す
電話で誰かと話したり、メールをしたりしましょう。
この方法を使う場合は、前もって相手に頼んでおきましょう。
ギャンブル等依存症からの回復
ギャンブル等依存症は回復することができます。
回復を支援する機関・団体とつながり、「ギャンブル等に頼らない生き方」をしていくことができます。
家族や周囲の方へ
依存症は、本人を苦しめるだけでなく、周囲の人々を巻き込むことがあります。
特に一番身近である家族への影響は大きく、慢性的なストレス状態におかれることもあります。
家族だけの相談もできます。まずはご相談ください。
高校生のみなさんへ
オンラインカジノは違法です。
オンラインカジノなどのギャンブル等を続けると、やめたくても、やめられない状態になってしまい、「ギャンブル等依存症」へとつながっていきます。
安心して相談できる場所がありますので、ひとりで悩まず、まずはご相談ください。
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