令和6年度 『幼・保・こ・小合同研修会』
研修のねらい
八尾市の子どもの発達や学びが途切れることなく小学校での生活へとつながるために、幼稚園・保育所(園)・認定こども園・小学校が、子ども同士の交流だけでなく教職員間での交流や連携を深め、よりよい教育や保育を実践することへの一助とすることを目的とする。
<目標>
- 子どもの育ちと学びをつなぐための幼保こ小連携の充実をはかる
- 授業見学・保育見学を実施し、それぞれの教育課程について理解を深める
- 幼保こ小教職員間の交流・連携を深める
- 各施設における接続を踏まえた教育・保育の実践につなげる
令和6年度 『幼・保・こ・小合同研修会』
第1回 講義とグループワーク
- 日 時
- 令和6年5月24日(金曜日)15時30分~17時
- 場 所
- 八尾市文化会館(プリズムホール)
- 講 義
-
子どもを中心にした連携の大切さについてー子どもの学びをつなぐー
大阪総合保育大学 准教授 東城 大輔 さん - 参加者
-
就学前施設より53名(公立こども園新規採用者・公立こども園地域連携コーディネーター含む)、小・義務教育学校より28名 合計 81名
- 内 容
- 1枚の写真を見てどう援助するか、というワークを通して、小学校教員と就学前施設の職員が交流し、学びを深めました。学校園(所)による「違い」を知る、目の前の子どもの情報だけでなく、その奥にあるものを見る、など大切な視点を教えていただきました。幼児教育の『学びの芽生え』から小学校教育の『自覚的な学び』へのつながりや、学び方や校種が違っても「違い」だけでなく、「共通項」が多くあると知ることもできました。「つながる学び」の存在に目を向ける保育者・教員の姿勢の大切さを学ぶことができました。
第2回 小学校での授業参観、就学前施設での保育見学
【小学校での授業見学】 | 【就学前施設での保育見学】 | |
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日 時 |
1学期中(6/6~7/10) |
夏季休業中(7/23~8/8) |
場 所 |
小学校13校 |
就学前施設13園(所) |
参加者 |
グループ内の就学前施設の職員 及び希望する小学校教員 |
グループ内の小学校教員 及び希望する就学前施設の職員 |
内 容 |
|
など |
第3回 グループワーク
- 日 時
- 令和6年11月28日(木曜日)15時30分~17時
- 場 所
- 八尾市教育センター 大研修室1・2
- 参加者
-
就学前施設より 42名、小・義務教育学校より 26名 合計 68名
- 内 容
-
- 授業参観・保育見学で感じたことを話し合う。
- 「交流計画試案」の作成をする。
第4回 講義とグループワーク
- 日 時
- 令和7年2月7日(金曜日)15時30分~17時
- 場 所
- 八尾市立青少年センター 3階 集会室1・2
- 講 義
-
子どもを中心にした連携の大切さについてー実践交流を経て、子どもの学びをつなぐにはー
大阪総合保育大学 准教授 東城 大輔 さん - 参加者
- 就学前施設より52名(公立こども園新規採用者・公立こども園地域連携コーディネーター含む)、小・義務教育学校より28名 合計80名
- 内 容
- 「目に見えない育ちを見る」という意識をもち、先入観や思い込みなどのバイアスに捉われないこと、『非認知能力』の育ちの重要性を知りました。こども家庭庁の『はじめの100か月の育ちビジョン』を通して、社会全体で子どもの育ちを支えることが大切であると学べました。グループワークでは、映像を見て、教育・保育の中で大切にしていることを意見交流し、共通項を見出したり、幼児教育と小学校教育との違いを知ったりする機会となりました。4回の交流を重ねることで、参加者が顔見知りになり、活発な意見交流が行われていました。今後、どのように子どもの育ちや学びをつなげるか、これからの実践に活かしたいという保育者・教員の意識の変化が感じられる研修となりました。
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