住宅用火災警報器の維持管理

ページID1002368  更新日 令和7年1月30日

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イラスト:火災警報器

せっかく取り付けた住宅用火災警報器も、いざという時に正常に機能しなければ意味がありません。日頃の維持管理が大切です。

火災が発生した場合、きちんと住宅用火災警報器が作動できるよう日頃から点検とお手入れ(掃除)をしておきましょう。

住宅用火災警報器の維持管理は大丈夫ですか?

お手入れはしていますか?

警報器はホコリなどが付くと感知しづらくなります。1年に1回程度布等で乾拭きをしてください。お手入れの際には次のことに注意してください。故障の原因になります。

  • 有機溶剤(ベンジン・シンナーなど)を使用しない。
  • 水洗いはしない
  • 煙流入口をふさいだり、傷つけない。

1ヶ月に一度を目安に作動テストをしましょう

警報器のボタンを押す(ひもを引くタイプもあります。)とテスト音が鳴ります。音が鳴らない時は次のことを確認しましょう。

  • 電池がきちんとセットされていますか?
  • 電池切れではありませんか?

正常な場合は、正常をお知らせするメッセージまたは火災警報音が鳴ります。

イラスト:メッセージ・火災警報音

注:警報音はメーカーや製品により異なります。

音がならない場合は?

電池がきちんとセットさせているか、ご確認ください。

イラスト:電池がきちんとセットさせているか確認


警報音がならない場合は、「電池切れ」または「機器本体の故障」です。取扱説明書をご覧ください。

住宅用火災警報器は10年を目安に交換をおすすめします

住宅用火災警報器は、平成18年6月に新築住宅へ設置が義務付けられまた、八尾市の場合平成23年6月以降は既存住宅を含む全ての住宅に設置が義務付けられました。新築住宅へ設置が義務付けされてから、既に10年を超えています。
古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなくなることがあるため、10年を目安に交換をお勧めします。
なお、住宅用火災警報器の専用電池はメーカーから入手可能ですが、電池を交換しても他部品の劣化が考えられるため本体の交換をお勧めします。
いざというときに確実に作動するよう適正な維持管理をしましょう。

住宅用火災警報器 交換のおすすめ 10年たったら、とりカエル。

イラスト:10年たったら、とりカエル

交換時期を確認しましょう

電池切れの時は音声でお知らせするか、ピッピッピッなど音がなります。電池の寿命は機種により異なりますので、本体裏側の表示で確認ください。

(警報音はメーカーや製品により異なります。)

※乾電池タイプは電池交換が必要です。定期的な作動テストの時に、電池切れかなと思ったら、早めに交換してください。(詳しくは説明書・仕様書をご確認ください。)

新しい住宅用火災警報器に交換したら!

住宅用火災警報器本体や電池を新しいものに交換したときは、本体の側面などに油性ペンで設置(交換)年月日を記入しましょう。

イラスト:火災警報器 設置(交換)年月日 記入例


作動を確認し、音を聞いてみるのも忘れずに!

検定合格表示について

平成26年4月1日から、住宅用火災警報器の「鑑定制度」が国家検定の「検定制度」に変わりました。
それに伴い、表示される証票も従来の「鑑定合格証票(NSマーク)」から「検定合格証票」に変更となっています。
「鑑定合格証(NSマーク)」の商品は、平成31年3月31日までは販売や設置工事が認められていましたが、現在は旧規格品の流通は禁じられています。

写真:検定合格表示「鑑定制度」から「検定制度」へ

住宅用火災警報器の広報用動画

一般社団法人日本火災報知機工業会のホームページで、住宅火災警報器の広報資料や動画が掲載されています。

住宅用火災警報器のはたらき

住宅火災警報器 交換のおすすめ 10年たったら、とりカエル。

関連資料

PDFファイル閲覧ソフト「Acrobat Reader」はアドビシステムズ社(新しいウィンドウ)からダウンロードできます。

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