認知症について理解する
認知症ってなに?
いろいろな原因で脳細胞の働きが悪くなったために生活に支障をきたし、それがおよそ6ヶ月以上継続している状態を指します。
また、65歳未満で発症する「若年性認知症」もあり、認知症はだれもがなりうる病気と考えられています。
〇変性疾患:アルツハイマー病、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症
〇脳梗塞や脳出血、脳動脈硬化など脳血管トラブルによる疾患:脳血管性認知症
〇その他:感染症やアルコール依存症など
〇中核症状:記憶障害、見当識障害、理解・判断力の障害、実行機能障害など
〇周辺症状(行動・心理状態):不安・焦燥、うつ状態、幻覚・妄想、徘徊、興奮・暴力、不潔行為など
【加齢】による物忘れ
・ 経験した事が部分的に思い出せない
・ 物忘れの自覚がある
・ 親しい人やよく行く場所は忘れない
・ 性格は変わらない
・ 自分が今いる場所や時間が分かる
など
【認知症】による記憶障害
・ 経験したこと全体を忘れている
・ 物忘れの自覚がなく親しい人や、よく行く場所が分からない
・ 性格に変化がある
・ 自分の今いる場所や時間が分からなくなる
など
若年性認知症について
若年性認知症は、40代や50代で発症することもあり、多くの方が社会か家庭で頼りにされる年代の発症のため、早期発見・早期対応が必要です。
*詳しくはこちら(別ウインドウで開く)
認知症かな?と思ったら
大切なのは、小さな日常の変化を見過ごさないことです。少しでも「おかしいな」と思ったら、かかりつけ医や相談機関に早めに相談してください。
どこに相談すればいいの?
認知症に関する相談は、地域包括支援センターのほか、普段から本人のことをよく知っているかかりつけ医や専門医(各医療機関の精神科、神経内科、心療内科など)にしてみると良いでしょう。
- 大阪府指定 認知症疾患医療センター(医療法人清心会 八尾こころのホスピタル)
〒581-0025 八尾市天王寺屋6丁目59番地
専門医療電話相談(平日及び第1・3・5土曜日9:30~16:30)
TEL(0120)977-341
認知症に関する講座、教室について
認知症サポーター養成講座
八尾市では、認知症の方を地域で支えるまちづくりを目指し、認知症サポーターの養成に取り組んでいます。
*詳しくはこちら
各種教室
●みんなの認知症予防教室
頭と体を同時に使って脳を活性化させるゲーム形式の認知症予防教室です。
参加者みんなで一つの輪になって座り、一緒に声をあげて笑い合う中で短いゲームを次々とやっていきます。ゲームが進むにつれて、運動量も指先から少しずつ増えていきます。楽しみながら知らないうちに身につくように考えられたプログラムは一つ一つに意味があり、大きな効果につながります。
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詳しくはこちら市内の高齢者あんしんセンター(地域包括支援センター)で、健康で生き生きとした在宅生活を送れるように、介護予防のための教室を行っています。
転倒骨折予防や食生活・口腔機能改善、認知症予防などをテーマに市内各所で開催しています。
在宅で介護している家族などを支援するために、介護方法について習得するための教室を市内の高齢者あんしんセンター(地域包括支援センター)で開催しています。
*詳しくは、市政だよりなど広報でお知らせします。
認知症支援に関すること
権利擁護に関すること
認知症などにより、意思能力にハンディキャップのある人の相談をお受けします。
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詳しくはこちら成年後見制度は、精神上の障がいによって判断能力が十分でない人(認知症高齢者・知的障がい者・精神障がい者など)を保護し、財産管理や福祉サービスの契約等法律行為を自分で行うことが困難である人々を支援する制度
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詳しくはこちら
高齢者見守りサポーターやお
高齢者が住み慣れた地域に安心して暮らし続けていけるように、地域における高齢者の見守りネットワークの強化に向けて、様々な業種の事業者などとの連携を図ります。
*詳しくはこちら
徘徊高齢者家族支援事業
徘徊の恐れのある認知症等の高齢者の写真等を事前に登録しておくことで、徘徊したときに関係機関のネットワークや見守りグッズを利用し、対象者の早期発見と事故防止を図ります。また、希望される場合はGPS(位置探索システム)の初期費用の助成を行います。
*詳しくはこちら