梅毒が増加しています
日本では1948年から梅毒の発生について報告の制度があります(※1999年に制度の変更あり)。
全国の報告数は、年間約11,000人が報告された1967年以降、減少していました。ところが、2011年頃から報告数は再び増加傾向となっています。2019年から2020年にかけて一旦減少したものの、2021年以降大きく増加しています。2022年には10月下旬の時点で10,000例を超える報告があり、注意が必要です。
日本では、男性では20~50歳代、女性では20歳代での感染が増えています。
妊娠中の梅毒感染は特に危険です。妊娠している人が梅毒に感染すると、母親だけでなく胎盤を通じて胎児にも感染し、死産や早産になったり、生まれてくるこどもの神経や骨などに異常をきたすことがあります。生まれたときに症状がなくても、遅れて症状が出ることもあります。
梅毒は、早期に発見することで適切な治療により治癒することが可能ですので、日頃からご自身の健康にご留意ください。
梅毒を疑う症状が現れた時や不安な時は?
梅毒を疑う症状がある時や感染の不安がある時は、早めに近くの医療機関や保健所等で検査を受けましょう。
八尾市保健所で実施している梅毒の検査については、八尾市ホームページをご確認ください。
予防について
梅毒は主に、「性行為による接触」により、口や性器などの粘膜や皮膚から感染します。
「コンドームの使用」により、性感染症のリスクを減らすことができます。
唇、口の中など症状のある部分によっては、コンドームで覆うことができないため、完全に予防できないこともあります。
感染の心配があるときは検査を受けて、感染しているかどうかを知ることが大切です。
感染が疑われる場合は、早く治療することにより症状の悪化を防ぎ、またパートナーへの感染を防ぐことができます。
※妊婦の方は、妊婦健診を受診し、その後の感染予防にも努めましょう。
梅毒とは
梅毒の主な症状や感染経路などの詳細については、八尾市ホームページをご確認ください。
ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 保健予防課
〒581-0006大阪府八尾市清水町1-2-5
電話番号:072-994-6644 ファクス番号:072-922-4965
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。