伝染性紅斑にご注意ください
八尾市保健所管内では、感染症発生動向調査による2025年第20週(5月12日から5月18日まで)の発生状況が、1定点あたりの患者数「2.33」となり、警報レベルの基準値「2.0」以上となりました。
伝染性紅斑は春から秋にかけて流行している発しんの病気で、子どもに多くみられます。発しんにより赤いリンゴのような頬となるため、「リンゴ病」といわれることもあります。
子どもへの感染が主ですが、大人もかかることもあります。大人がかかった場合には、何も症状が出ない場合もありますが、伝染性紅斑の典型的な発しんが出たり、さらには関節の腫れ・痛みが出る場合もあります。
妊娠中にウイルスに感染した場合、重大な合併症が起きる可能性があるため、健康な妊娠・出産のためには注意したい感染症の一つです。感染しても、典型的な症状(発しんなど)があらわれない場合もあるので、周囲に妊娠している女性の方がいらっしゃる場合に風邪症状などが出現したら、マスクならびに手洗いをこころがけましょう。
※「警報レベル」は、大きな流行が発生または継続しつつある状態が疑われることを示します。
伝染性紅斑の警報は、一週間の定点あたりの報告数が2.0に達した時点で発報し、1.0未満になった時点で終息します。
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