咽頭結膜熱にご注意ください

ページID1016370  更新日 令和7年5月8日

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八尾市保健所管内では、感染症発生動向調査による2025年第18週(4月28日から5月4日まで)の発生状況が、1定点あたりの患者数「3.17」となり、警報レベルの基準値「3.0」以上となりました。

咽頭結膜熱の感染は通年ありますが、気温が高くなる夏にウイルスが繁殖しやすいので注意が必要です。
プールで子どもの間での流行が多いため、「プール熱」とも呼ばれていますが、プール以外でも感染します。 

  • 潜伏期間は4~7日です。
  • 主な症状は、突然の38度から40度の発熱、頭痛、全身倦怠感、のどの痛み、結膜炎に伴う結膜充血、目の痛みです。

 ほとんどの場合は自然に治りますが、一部では肺炎等重症化することもあります。

  • アデノウイルスによる感染で、ウイルスが口・鼻、のどの粘膜、眼の結膜から入って感染します。

 感染経路は、飛沫感染・接触感染(手指・タオルの共用など)・便を介しての経口感染があります。

  • 特別な治療法はありません。気になる症状が見られた際には、医療機関へ受診してください。
  • 咽頭結膜熱と診断された場合、登校・登園は学校保健法により停止になります。熱やのどの痛み、結膜炎などの症状がなくなってから2日間過ぎたら出席できることになっています。


※「警報レベル」は、大きな流行が発生または継続しつつある状態が疑われることを示します。
 咽頭結膜熱の警報は、一週間の定点あたりの報告数が3.0に達した時点で発報し、1.0未満になった時点で終息します。

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