八尾発!健康寿命推定アプリ『ウェルやお』 大阪・関西万博でアプリ体験版を初披露
八尾市は、国立大学法人大阪大学大学院 医学系研究科 公衆衛生学(以下、大阪大学)と公立大学法人横浜市立大学 先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター(以下、横浜市立大学)との共同研究により、健康寿命推定アプリ『ウェルやお』を開発しました。
八尾から世界に向けて健康づくりの機運を高めることを目的に、「いのち輝く未来社会のデザイン」をメインテーマとする大阪・関西万博で『ウェルやお 体験版』の体験展示等を行います。7月11日(金曜日)のステージでは、『ウェルやお』を使った保健指導体験も予定しています!
万博フューチャーライフエクスペリエンス期間展示で初披露となる『ウェルやお』は、ウェルネス(Wellness)をめざす八尾発のアプリという意味をもちます。ウェルネスとは、心身が健やかで、いきいきとした生活を送ることをめざす考え方です。
結果画面では
・あなたの健康寿命と寿命の推定を知ることができます
・あなたに合った健康寿命をのばす提案を受けることができます
・生活改善をすることで、健康寿命が何歳延びるかを知ることができます
同じ提案が示されても、人によって取り組もうと思う項目は異なります。
一人ひとりが自分にあった生活改善を考えるきっかけになります。
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ウェルやお (mp4 3.8MB)
∟ 『ウェルやお 体験版』の実際の操作画面を動画でご覧いただけます
『ウェルやお 体験版』を利用いただいた方は、万博会場で展示する河内音頭アニメーションに参加いただきます(令和8年3月末まで)。キャラクターはランダムに踊りの輪に参加し、左上のカウンターが増えていきます。100人ごとに踊るキャラクターはリセットされます。
下記画像をクリックすると外部リンクに遷移し、リアルタイムの状況を見ることができます。
河内音頭アニメーションに登場するキャラクターは八尾市の特産にちなんでおり、全部で8体のキャラクターたちが、多様な人々が健康を願って河内音頭を踊る姿を現します。WEBアプリ『ウェルやお』『ウェルやお 体験版』画面にも登場します。
左から:河内木綿、えだまめ、若ごぼう、歯ブラシ、心合山寺古墳、八尾(やつお)のウグイス、ハナモモ、べにたで をイメージ
万博展示について
期間展示
- テーマ
- 健康寿命のばす展 ~八尾のデータでいのち輝く~
- 期間
- 2025(令和7)年7月8日(火曜日)~7月14日(月曜日)
- 場所
- フューチャーライフヴィレッジ フューチャーライフエクスペリエンス
- 内容
- 『ウェルやお 体験版』の体験展示と、アプリ体験者の数だけ河内音頭を踊るキャラクターが増えていくアニメーションの展示
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展示会場イメージ (mp4 25.0MB)
∟ 展示会場のイメージはこちらから動画でもご覧いただけます(音声が流れますので、音量にご注意ください)
万博会場の展示デザインには八尾の伝統文化である河内木綿文様「斜菊唐草」(監修:NPO法人河内木綿藍染保存会)を取り入れています。河内木綿文様は、江戸から明治にかけて染められた吉祥文様が多く、「斜菊唐草」文様にある「菊」は薬草として伝来したことから「不老長寿」の意味があり、唐草は途切れることなく蔓を伸ばすことから「長寿と繁栄」の意味があります。
菊は八尾市の市花でもあり、健康長寿を願う展示を彩ります。
ステージ
- 日時
- 2025(令和7)年7月11日(金曜日)15時30分~16時30分
- 場所
- フューチャーライフヴィレッジ フューチャーライフエクスペリエンス ステージ
- 出演
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八尾市保健所長・健康まちづくり科学センター総長 北村 明彦
八尾市保健所健康まちづくり科学センター 保健師 北川 瞳
大阪大学大学院医学系研究科 教授 川崎 良
大阪大学大学院医学系研究科 特任助教(常勤) 坂庭 嶺人
横浜市立大学コミュニケーション・デザイン・センター 助教 西井 正造
- 内容
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・期間展示内容の紹介
・研究発表(大阪大学大学院 医学系研究科 特任助教(常勤) 坂庭 嶺人)
・『ウェルやお』を活用した保健指導の体験 等
バーチャル万博FLE展示・ステージ
アプリをダウンロードすることで、スマートフォンやタブレット、PCを使ってアバターで万博会場をめぐり、バーチャルならではの展示やイベントを楽しむことができます。
- 八尾市展示期間
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2025(令和7)年6月17日(火曜日)~7月14日(月曜日)
(7月11日(金曜日)ステージはアーカイブでも放映予定)
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大阪・関西万博公式ホームページ バーチャル万博~バーチャル会場~(外部リンク)
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アプリダウンロード:iPhoneの方はこちら(App Store)(外部リンク)
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アプリダウンロード:Androidの方はこちら(Google Play)(外部リンク)
健康寿命推定アプリ『ウェルやお』について
健康寿命の延伸は全国的な目標として様々な取り組みが行われています。現在、集団の平均としての健康寿命は示されていますが、一人ひとりの健康寿命の推定は行えておらず、また、各自が具体的に何を行えば健康寿命がどれだけ伸びるかを示すことはできていません。
八尾市は、この課題に対応するため、市民の約25年分の健診・介護などのデータを用い、大阪大学との共同研究により個人の健康寿命の推定や健康寿命に影響を与える行動を評価するモデルを発明し、令和6年3月に共同で特許の出願を行いました。さらに、本モデルを実装するため、大阪大学と横浜市立大学と共同で、本モデルを用いた健康寿命推定アプリ『ウェルやお』を開発しました。
大阪・関西万博では『ウェルやお 体験版』を展示し、来場者に体験いただくとともに、ステージで『ウェルやお』を利用した保健指導を実演することで、個人の健康に関するデータを活用した健康寿命延伸の一つの手法として提案し、市民の健康づくりに役立てていくことをめざしています。
『ウェルやお』の概要
- アクセス方法
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ウェブサイトのURLにアクセスして使うWEBアプリ
※『ウェルやお』は、八尾市職員による保健指導等で活用し、URLの一般公開は当面の間ありませんが、7/11(金曜日)15時~16時のFLEステージの保健指導体験にて、ご覧いただくことができます。
- 対象年齢
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35歳から85歳(34歳以下は35歳、86歳以上は85歳として扱い推定します)
- アンケート項目
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22問、65歳以上は25問
性別、年齢、食生活、生活習慣、社会とのかかわり、健診結果(身長、体重、血圧、血液検査結果等)
- 推定結果の表示
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・全国平均の健康寿命との比較(上回っている、同じ、下回っている)
・健康寿命と寿命の推定値
・改善項目の提案と改善項目に取り組むことで健康寿命と寿命が何歳伸びるかの提示
- 特徴
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・個人に対応した健康寿命と寿命の推定値が提案される
・改善項目が複数提示されることで、一人ひとりが自分に合った改善項目を選択することができ行動変容につながる
『ウェルやお 体験版』の概要
『ウェルやお 体験版』は、『ウェルやお』アンケート項目のうち、その場で簡単に回答できる15問を採用した簡易バージョンです。隠れている質問項目には、固定回答をあらかじめ入力しています。
万博会場で体験いただくため、英語表記もあります。万博での期間展示終了後、こちらのページにてアプリ体験版URLを公開する予定です。
その他留意事項
- 『ウェルやお』『ウェルやお 体験版』は、URLにアクセスして利用するWEBアプリです。
- 推定結果は、利用者のアンケートの回答内容と八尾市民のデータを比較した推定のため、病気の診断や健康寿命・寿命を確定するものではありません。
- 利用者のアンケートの回答内容は、毎回リセットされ、個人の回答内容は、収集・蓄積はしません。
- WEBアプリをご利用の際、再度アクセスされると、前回ご入力いただいたデータが機器に残っている場合がありますが、「スタートへ戻る」ボタンを押していただくことで、これらのデータはクリアされます。また、お使いの機器でキャッシュのクリアを行っていただくことでも、データを消去することが可能です。
- 本アプリを介して他のユーザーとデータの通信を行う機能はありません。
- 本アプリのもとになったデータ分析は、「八尾市と国立大学法人大阪大学大学院医学系研究科との健康づくり事業の推進に関する協定」に基づく共同研究により実施されました。
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 健康まちづくり科学センター
〒581-0006大阪府八尾市清水町1-2-5
電話番号:072-994-0665 ファクス番号:072-922-4965
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