橋梁維持管理に関する八尾市での取り組み研修会
パキスタン・イスラム共和国「橋梁維持管理に関する日本での取り組みに係る本邦研修」
パキスタンでは運輸インフラの整備が経済成長を支える上での重要な要素の一つとして取り組まれています。しかし、定期的な点検等が行われておらず、損傷が発見された時点では、既に補修による対応が困難な状況であり、新たな橋梁を建設せざるを得ないケースが生じていることから、橋梁維持管理計画の策定が喫緊の課題となっています。
そこで、JICAが実施する研修にてパキスタンより国の職員2名が来日され、国道事務所、高速道路会社、日本の民間コンクリート会社、国立大学等を視察されるなか、日本の地方自治体の橋梁維持管理の取り組み状況について学ぶことを目的に、今回、八尾市に訪問されることになりました。
意見交換会では、八尾市の橋梁維持管理の取り組み等について、活発な意見交換があり、特に限られた財源と人員のなかでの点検業務や修繕工事を行う上での組織体制、橋梁の維持管理計画についての質問等がありました。また、現地視察では、地方自治体の特徴である小規模橋梁の修繕方法について、興味深く質問されました。
- 日時:平成29年1月23日(月曜)13時00分~17時15分
- 場所:八尾市役所本館6階601A会議室
- 内容:意見交換及び現地視察
- 参加者:パキスタン職員・JICA研修監理員・コンサルタント会社・八尾市 都市整備部
概要
- 意見交換
八尾市の橋梁維持管理について - 現地視察
- 天神橋(長瀬川) L=8.8m ※修繕後
- 電光橋(長瀬川) L=7.5m ※修繕後
- 竜華38号橋(市内水路) L=3.4m ※修繕前
意見交換
- 計画策定から修繕工事まで、丁寧に取り組まれている。
- 橋梁台帳システムによる点検・修繕記録がしっかりできており、日本での良い事例を見ることができた。
- 日本での視察において、インフラ施設が壊れているのを見たことがなく、管理がしっかりとできている。











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