八尾市管理対象橋梁の維持管理に関する研修会(2016年)

ページID1010583  更新日 令和7年1月30日

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道路や橋梁などの都市基盤施設の維持管理・更新における予算や人員、技術的課題解決や研究推進を目的とした八尾市と近畿大学理工学部との連携協定(平成28月3月18日締結)に基づく取り組みとして、平成28年9月5日(月曜)に、八尾市管理対象橋梁の維持管理に関する研修会を行いました。
本研修会では、職員の技術力、及び道路保全意識の向上を目的として、八尾市管理橋梁を対象とした講義と、現地での調査・実習を行いました。また、講義では、市町村で管理する橋梁や、八尾市版橋梁の点検・調査・診断・補修補強について、知識を深めました。現地での調査、実習では、点検機材を用いた点検・調査手法を学びました。

  • 日時:平成28年9月5日(月曜)9時15分~
  • 講習場所:公園管理事務所(本町第2公園内)
  • 内容:講習会及び現地調査・実習
  • 参加者:
    • 近畿大学 理工学部 社会環境工学科 教授 米田 昌弘
    • 近畿大学 理工学部 社会環境工学科 教授 東山 浩士
    • (一般財団法人)災害科学研究所 社会基盤維持管理研究会 幹事 古市 亨
    • (一般財団法人)災害科学研究所 社会基盤維持管理研究会 委員 真鍋 隆
    • 八尾市 都市整備部 46名
    • インターンシップ学生 2名

講義内容

  1. 橋梁の維持管理はスマートに!
    近畿大学 教授 米田 昌弘
  2. コンクリート橋および鋼橋の変状と点検(八尾市版)
    近畿大学 教授 東山 浩士
  3. コンクリート橋および鋼橋の調査・診断・補修補強(八尾市版)
    近畿大学 教授 東山 浩士
  4. 非破壊検査・詳細調査手法
    (一般財団法人)災害科学研究所 社会基盤維持管理研究会 幹事 古市 亨
  5. 橋梁調査点検結果の記録(八尾市版)
    八尾市都市整備部 土木建設課 課長補佐(兼)計画保全係長 大山 公清

現地調査・実習

  1. 八尾69号橋(L=7.0m) ※長瀬川
    (一般財団法人)災害科学研究所 社会基盤維持管理研究会 幹事 古市 亨
  2. 八尾70号橋(L=6.8m) ※長瀬川
    (一般財団法人)災害科学研究所 社会基盤維持管理研究会 委員 真鍋 隆

意見交換

  • 小規模橋梁(単純RC桁)が壊れるのは、中央部もしくは両端部の3点である。
  • 将来の人口減少を考慮し、限られた財源での補修計画を考えておくべきである。
  • 橋梁を維持管理するうえで、非破壊検査をうまく取り入れた方が良い。
写真:研修会1
講義の様子(米田教授)
写真:研修会2
講義の様子(東山教授)
写真:研修会3
講義の様子(古市氏)
写真:研修会4
調査・実習の様子(真鍋氏)
写真:研修会5
ハンマドリルによる中性化調査
写真:研修会6
シュミットハンマーによるコンクリート強度の測定
写真:研修会7
鉄筋探査機による鉄筋かぶり調査
写真:研修会8
意見交換の様子

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〒581-0003大阪府八尾市本町1-1-1
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