令和7年度「脱いじめ傍観者教育」「SOSの出し方教育」
令和7年度「脱いじめ傍観者教育」「SOSの出し方教育」を実施しています
いじめのない学校づくりの一環として、八尾市では「脱いじめ傍観者教育」と「SOSの出し方教育」を実施しています。どちらも産官学共同で開発された学習プログラムです。
「脱いじめ傍観者教育」は、市内全公立小学校・義務教育学校(前期課程)の4年生児童と、市内全公立中学校・義務教育学校(後期課程)の1年生(義務教育学校は7年生)の生徒に、「SOSの出し方教育」は、市内全公立小学校・義務教育学校(前期課程)の5年生児童に実施しています。いずれもオンラインで、5月から7月の間に全ての学校で実施します。
「脱いじめ傍観者教育」では、いじめの構造において、圧倒的多数である「観衆」や「傍観者」に焦点を当てて、すべての子どもがいじめを自分事としてとらえ、いじめの予防や解決方法を話し合い、考えることを目的としています。
「SOSの出し方教育」では、現在および将来において、いじめ等の問題を抱えたり危機に陥ったりしたとき、問題をひとりで背負い込まずに乗り越える力を培うとともに、友だちのいのちの危機に気づいたときに、信頼できる大人につなぐことについて学ぶことを目的としています。
「脱いじめ傍観者教育」では「とめるのは勇気がいるけど、友だちと先生に言ったりしたらとめられるし、温かいクラスになることがわかりました。」「いじめをうけている子に、だいじょうぶ?と聞き、先生や大人の人に言いに行く。」「もしいじめがあったら、ぼくはこわいけれど、いじめをなくすために助けるがわにつきたいと思います。」「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)は、大事だと思いました。」などの感想や意見が子どもたちからあがっています。
「SOSの出し方教育」では「これからは相談しようと思いました。」「いつも話を聞いてくれる人に相談します。」などの感想や意見が子どもたちからあがっています。
今後も、問題に直面した時に子どもたちが自らSOSを出す力を養うことができるように、いじめを放置せず、みんなで関わり合い、解決していく力をつけられるように学校教育活動を充実してまいります。
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